楽天モバイルのデータ専用SIMは受付停止中|タブレット・IoTの選び方
楽天モバイルには、データ通信専用の「Rakuten最強プラン(データタイプ)」があります。
ただし、2026年3月5日から新規申し込みの受付を一時停止しており、2026年10月11日の確認時点でも停止中です。
これからタブレットやサブ端末の回線を用意する人と、すでにデータタイプを契約している人では、確認することが違います。
まず受付状況を押さえ、その後に端末の対応と費用を確認しましょう。
この記事の結論
- これから契約する人:停止中のデータタイプは申し込み先にできません。対応端末で通常プランをデータ通信用に使う方法や、スマホのテザリングを比較します。
- すでに契約中の人:新規受付停止だけを理由に、解約や通常プランへの変更をする必要はありません。SMSの利用可否は申し込み時期で異なります。
- タブレット・IoTで使いたい人:SIMスロットやeSIMの搭載だけでは、楽天モバイルで使えると判断できません。機種・購入元・通信方式・必要な機能の確認が先です。
料金・受付状況・公式案内の確認日:2026年10月11日。
本記事では、機器の実機通信・速度・連続稼働の検証は行っていません。
Contents
データタイプは新規受付停止中。契約中の人は引き続き利用できる

楽天モバイルは、2026年3月4日付のお知らせで、翌3月5日からデータタイプの新規受付を一時停止すると案内しています。
受付再開時は改めて案内するとしており、確認した告知に再開日は記載されていません。
一方、すでに利用している人と、2026年3月4日までに申し込んだ人は、引き続き利用できます。
「新しく契約できないこと」と「既存契約が終了すること」を混同しないようにしましょう。
公式サイトには、プラン紹介や申し込み方法のページが残っています。
説明ページや以前のキャンペーンを見つけても、現在申し込める証拠にはなりません。
受付状況は、次のお知らせを優先して確認してください。
出典:データタイプの新規受付一時停止のお知らせ、データタイプの公式ページ。
通常プランをデータ通信に使う場合との違い
通常の「Rakuten最強プラン」で通話を使わず、データ通信を中心に利用することと、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約することは異なります。
通話を使わなくても、通常プランの契約内容が自動的にデータタイプへ変わったり、音声機能の分だけ基本料金が安くなったりはしません。
| 比較する点 | データタイプ | 通常のRakuten最強プラン |
|---|---|---|
| 新規申し込み | 受付一時停止中 | 受付中 |
| 割引前の基本料金 | 利用量に応じた3段階 | データタイプと同じ3段階 |
| OS標準の電話・緊急通報 | 利用不可 | 対応端末で利用可能 |
| SMS・認証コードの受信 | 申し込み日時で異なる。次の節で確認 | 対応端末で利用可能 |
| Rakuten Linkの通話 | 利用不可 | アプリ・端末の利用条件あり |
| MNP転入・転出 | 利用不可 | 利用可能 |
データタイプでも、対応するスマホのRakuten Linkアプリ内にあるmy 楽天モバイル機能は利用できます。
契約管理の機能を使えることと、Rakuten Linkで通話できることは別です。
通常プランをタブレットに入れる場合も、その端末で電話やSMSを使えるとは限りません。
たとえばRakuten LinkはiPadに対応していません。
普段使っている電話番号を移す前に、着信・SMS認証を受ける手段を確保してください。
LINEなどのインターネット経由の通話は、携帯電話番号による音声通話とは別です。
アプリの登録や機種変更にSMS認証が必要な場合は、通信できることだけで利用条件を満たしたと判断しないようにしましょう。
データタイプのSMSは、2026年2月24日1:00が境目
- 2026年2月24日0:59までに申し込み、現在も利用中:SMSの送受信と、アプリなどのSMS認証コードの受信を引き続き利用できます。端末側にも対応が必要です。
- 2026年2月24日1:00以降に新規申し込み:SMSの送受信・SMS認証コードの受信は利用できません。
「データタイプだからSMSは全員使えない」「電話番号が表示されるから認証SMSも受け取れる」とは言い切れません。
契約した日時と端末の機能を、両方確認してください。
出典:通常プランとデータタイプの違い、SMS機能の提供終了と既存利用者の取扱い、Rakuten Linkの利用条件。
「本人確認書類の提出不要」の案内を、通常プランへ当てはめない
データタイプには、本人名義の楽天カードと楽天会員情報を利用する申し込み条件が案内されています。
公式ページの「本人確認書類の提出不要」という説明にも、条件を満たさない場合は提出が必要との注記があります。
これは、停止中のデータタイプについての説明です。
通常プランを「通話しないからデータ用」と考えて申し込んでも、データタイプの書類条件が適用されるわけではありません。
通常プランは、現在の本人確認方法に沿って必要な書類・機器を準備してください。
支払い方法も同じではありません。
成人向けのデータタイプ申し込み案内は本人名義の楽天カードを条件としていますが、通常プランは対応するクレジットカード・デビットカードや口座振替などを選べます。
口座振替を選ぶ場合は、毎月110円の手数料が別途かかります。
また、スマートフォン以外のeSIM対応製品について、楽天モバイルはmy 楽天モバイルでの開通に対応していないと案内しています。
「eSIMならタブレットやIoT機器だけで即開通」と考えず、端末別の初期設定方法と認証を行う機器を先に確認しましょう。
出典:データタイプの申し込み条件、書類提出に関する注記、各種手数料、eSIMの利用条件。
タブレット・IoT機器は、機種ごとの確認が必要
タブレットは型番・購入元・OS・SIM方式を照合する
楽天モバイルの「ご利用製品の対応状況確認」で、使う機種と購入元を選び、利用したい機能・確認済みOS・SIMタイプを確認します。
メーカーの仕様表にSIM対応と書かれているだけでは、楽天回線での利用可否は分かりません。
Wi-Fi専用タブレットは、SIMの契約だけでモバイル通信対応にはできません。
スマホのテザリングやWi-Fiルーターを使う構成を検討してください。
モバイル通信対応モデルでも、eSIM専用か物理SIM対応かは機種によって異なります。
楽天モバイルの対応確認ページは、楽天モバイルで購入した製品以外を動作保証の対象外と案内しています。
海外購入品やOS更新後など、条件が変わると使える機能も変わる場合があります。
確認結果に掲載されていることと、すべての機能の動作保証を受けられることは分けて考えましょう。
iPadについては、公式FAQに「2025年6月時点」の注意書きとして、一部機能を利用できるものの動作保証対象外と掲載されています。
2026年10月11日の確認時にも、この記載が残っています。
設定やサポート範囲はiPad向け公式FAQで確認してください。
カメラ・GPS機器は「SIMフリー」だけで選ばない
本記事では、防犯カメラやGPSトラッカーの特定機種について、楽天モバイルでの接続や連続稼働を確認していません。
IoT機器全般に使えるという対応表や、おすすめ機種の断定はできません。
導入前には、機器メーカーと回線の案内で次の点を確認してください。
- 使える回線・通信方式:楽天モバイルの個人向け回線を、その正確な型番・ファームウェアで利用できるか。必要な周波数帯の一致だけで判断しない。
- SIMと設定:自分で契約したSIMを利用できるか、SIMサイズ・eSIM方式が合うか、必要なAPN設定を行えるか。
- 製品サービスの条件:メーカー指定の通信契約やクラウドサービスが必須ではないか。別途かかる機器代・サービス料も確認する。
- SMSや電話の必要性:初期登録、遠隔操作、警報通知などにSMS・音声通話が必要ではないか。
- 通信量と復旧:映像送信・更新を含む通信量、圏外や停電後の復帰方法、代わりの連絡手段を確認する。
これは導入前の確認項目であり、条件が並んでいるだけで動作確認済みになるものではありません。
見守りや防犯など通信断の影響が大きい用途では、メーカーが用途に合う構成として案内しているかを優先しましょう。
対応を確認できない機器には、回線を先に契約することをおすすめしません。
設置場所は公式エリアマップでも確認します。
エリア内の表示でも、建物の中、地下、周囲の環境などによる通信への影響があります。
本記事では、通信速度や常時接続を保証していません。
データ用でも毎月の基本料金と手数料はかかる
通常のRakuten最強プランとデータタイプの、割引前の基本料金は共通です。
新しく通常プランを契約する場合も、データタイプを継続する場合も、使わない月の料金は0円ではありません。
| 月間データ利用量 | 通常プラン/データタイプ |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 3GB超〜20GBまで | 2,178円 |
| 20GB超 | 3,278円 |
端末代、オプション料、通話・SMS等の従量料金、各種サービス料、該当する手数料は別です。
電話ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料なども請求に加わります。
確認した料金表では、ブロードバンドユニバーサルサービス料は2026年3月利用分のみの請求とされています。
通常プランを電話にも使う場合、OS標準アプリからの国内発信は原則22円/30秒、標準アプリの国内SMS送信は1回3.3円からです。
Rakuten Linkの対象国内通話は無料ですが、一部対象外番号があり、利用できる端末・機能にも条件があります。
国内のデータ高速無制限エリアでは容量制限なしですが、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御される場合があります。
海外は対象国・地域で月2GBまでがプラン料金内で、利用量は月間のデータ利用量に加算されます。
海外で2GBを超えた後は最大128kbpsとなり、国内と同じ条件ではありません。
出典:楽天モバイル料金表、通常プランの料金詳細、データタイプの条件。
短期利用・過去の契約・SIM交換の費用も確認する
- 短期解約:2025年4月1日以降に申し込み・利用開始した回線を、利用開始から1年以内に解約・契約解除した場合、通常プランとデータタイプでは最大1,078円の解約事務手数料がかかります。割引等で金額が異なり、初期契約解除や譲渡・承継等の例外があります。
- 新規契約の累計回線数:2025年11月19日以降の契約で、同一名義の累計4回線目までは契約事務手数料0円、累計5回線目以上は1回線につき3,850円です。
- 累計の数え方:2020年4月8日以降に契約した回線を数え、解約・契約解除済みも含みます。プラン変更、初期契約解除、譲渡・承継を受けた場合などは除外されます。
- SIM交換・再発行:eSIMは0円、SIMカードは3,300円です。この3,300円は、単に新規申し込み時にSIMカードを選ぶ費用ではありません。
月途中の契約・解約でも、プラン料金は日割りになりません。
短期間だけ試す場合も、その月のデータ利用量に応じた料金や、該当する手数料を含めて判断してください。
出典:各種手数料、累計5回線目以上の契約事務手数料、短期解約の対象条件、料金表の累計除外規定・日割りの取扱い。
新しく使うなら、追加回線が必要かを先に決める
スマホと一緒に持ち歩くならテザリングを比較する
タブレットを使うときにスマホも手元にあるなら、回線を増やす前にテザリングで足りるかを考えましょう。
楽天モバイルのテザリングは機能の追加料金がなく、通信量はスマホ回線のデータ利用量に加算されます。
端末によって使える接続方法が異なるため、スマホと接続先の仕様確認は必要です。
たとえば通常プランのスマホ回線がすでに月20GBを超えていれば、国内の対象エリアでテザリングを追加しても、割引前の基本料金は3,278円の段階です。
一方、スマホが3GB以下でも、タブレット分を足して3GBを超え20GB以内になれば、基本料金は2,178円になります。
別に回線を契約すると、その回線には毎月最低1,078円の基本料金が加わります。
スマホなしでタブレットを使う必要性と、スマホの電池消費・接続の手間を比べて決めてください。
利用量と料金の境目は、楽天モバイルの8GB料金と通信量の見直し方でも整理しています。
出典:テザリング公式案内、データ利用量への加算と料金。
試算は通常プランの割引前基本料金だけの比較で、総請求額を示すものではありません。
通常プランを追加するのは、端末と継続費用を確認できてから
スマホから離れて通信する必要があり、使う端末の対応状況・設定方法・費用を確認できた人は、通常のRakuten最強プランを候補にできます。
ただし、通話を使わない契約でも本人確認は通常プランの手続きで進めます。
キャンペーンの還元を前提に料金を下げて計算する場合は、対象プラン、申し込み方法、Rakuten Linkの利用などの条件を個別に確認してください。
タブレットやIoT機器だけの利用で条件を達成できるとは限らないため、本記事の比較にはポイント還元を含めていません。
対応する端末で通常プランを検討する方へ
月額料金、手数料、本人確認、利用したい機能を確認してから申し込み内容を選んでください。
以下は通常プランの料金・申し込み条件を確認する案内で、停止中のデータタイプを申し込むためのリンクではありません。
データタイプを使っている人は、変更前に戻せるかも確認する
現在の使い方で困っていなければ、受付停止だけを理由に契約を変更する必要はありません。
プラン名、申し込み日時、SMSの利用可否、毎月の料金を確認しておきましょう。
通話やSMSなどが必要になった場合、データタイプから通常プランへ変更する手続きは案内されています。
本人確認を含む手続きを確認し、機器側でも必要な機能を使えるかを照合してください。
通常プランからデータタイプへの変更はできません。
「ひとまず通常プランにして、不要なら元に戻す」という前提で変更しないようにしましょう。
変更月のデータ利用量は合算され、通常プランの料金として請求されます。
データタイプのままではMNP転入・転出は利用できません。
電話番号の引き継ぎが目的の場合も、先に解約せず、変更やMNPの条件を公式窓口で確認してください。
出典:データタイプから通常プランへの変更方法と注意事項、MNP等の機能比較。
データ通信専用SIMのよくある質問
あります。
ただしRakuten最強プラン(データタイプ)は、2026年3月5日から新規受付を一時停止しています。
2026年10月11日の確認時点でも停止中で、既存利用者等は継続利用できます。
通話を使わないことだけを理由に、基本料金から音声機能分が差し引かれる仕組みではありません。
基本料金は月のデータ利用量に応じて決まります。
通話を発信しなければ、その発信による従量料金は発生しません。
契約と端末の両方で確認が必要です。
データタイプは2026年2月24日1:00以降の新規申し込み分でSMSが使えません。
それ以前の対象契約でも、機器がSMSの送受信や必要な操作に対応するかは別に確認してください。
SIMフリーという表示だけでは判断できません。
正確な型番・購入元・SIM方式・OS等を公式の対応確認ページと照合してください。
特定のIoT機器を本記事で動作確認したわけではありません。
使わない月も通常プランの割引前基本料金は1,078円です。
通信量が少ない機器では、必要な機能、機器専用サービスの料金、継続費用を合わせて比較してください。
本記事では他社の現行料金を比較していないため、最安とは判断していません。
受付状況、端末、費用の順で選ぶ
楽天モバイルのデータタイプは存在しますが、新規受付は停止中です。
契約中の人は現在の契約とSMSの対象条件を確認し、新しく使う人は通常プランやテザリングを比較しましょう。
タブレット・IoT機器では、料金より先に「その機種で、必要な機能を使えるか」を確かめることが大切です。
確認できた条件と継続費用に納得できてから、申し込みやプラン変更を進めてください。
