ドコモから楽天モバイルへ|実請求で乗り換え判断
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えて後悔しないためには、いまの請求明細で家計の差額を出し、使う場所と電話の使い方を確認する順番が役立ちます。
端末代込みのドコモ請求額から、楽天の基本料金だけを引くと、節約額を大きく見積もってしまいます。
乗り換えを決めるのは、この3点を確認してから
1. 端末・家族・メールなどを含めても、世帯の支払いに納得できる
2. 自宅や職場のエリアと、持ち込む端末の対応を確認できる
3. 発信方法や引継ぎの変更を、無理なく受け入れられる
毎月のデータ利用が多く、上の条件が合う人には、楽天モバイルが候補になります。
一方、今の回線を割引込みで安く使えている人、残る家族の負担が増える人、重要な場所での通信に不安が残る人は、ドコモを続ける案も比べてください。
この記事は、個人契約のドコモから音声通話付き「Rakuten最強プラン」への変更を検討するためのチェックシートです。
筆者の利用体験・速度測定・節約実績を示す記事ではありません。
料金例は条件を明示した仮の計算で、Rakuten最強U-NEXTやデータタイプは対象外です。
最終確認:2026年10月11日。
金額は税込です。
料金・割引は2026年10月時点の条件を使い、12月に予定されているドコモの改定と分けて記載しています。
Contents
請求明細を4つに分けて、乗り換え後の総額を出す

1. 本人の回線料は「割引後」と「よく使う月」で確認する
My docomoの直近数カ月の明細を見て、正式なプラン名、月間データ量、割引後の回線料をメモします。
端末代、買い物の合算請求、補償などを分け、通信契約だけでいくら払っているかを確認しましょう。
1カ月だけの利用量では、旅行やテザリングが増える月を見落とすことがあります。
平均だけでなく、普段の月と多く使う月の両方を、次の楽天の料金区分に当てはめてください。
| 月間データ利用量 | 通常料金 | 最強家族割のみ適用 |
|---|---|---|
| 3GB以下 | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超 | 3,278円 | 3,168円 |
3GBちょうどは1,078円、20GBちょうどは2,178円の区分です。
表には通話料、端末代、オプション料、各種サービス料などを含みません。
最強家族割は対象グループへの参加などが必要で、ドコモの家族割から自動で切り替わるものではありません。
月8GBなら通常2,178円で比較します。
8GBを少し減らしただけでは同じ料金区分のままなので、節約設定を考える場合は、楽天モバイルの8GB料金と利用量の確認方法も参考にしてください。
出典:楽天モバイルのプラン詳細、最強家族割。
年齢別割引、期間限定特典、ポイント還元は上の表に含めていません。
2. 端末代は乗り換え後にも残す
ドコモで購入した端末の分割払いが残っている場合、MNP後も支払いは続きます。
同じスマートフォンを使い続けるなら、比較表の両側に同じ残債を入れてください。
旧来の端末購入補助が付いている場合は、回線解約で終了する割引も確認が必要です。
「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」は、ドコモ回線がなくても利用できますが、返却・査定・dアカウントなどの条件があります。
返せば必ず残債がなくなると決めつけず、加入日、返却時期、対象機種、プログラム利用料を確認してください。
2026年3月4日までの加入者には、新設されたプログラム利用料は発生しないと案内されています。
「+」の早期利用料や補償も別に確認します。
楽天への変更に合わせてスマートフォンを買い替えるなら、新端末の支払いも追加します。
回線だけを変える案と、端末も買う案を別々に計算すると、負担の増減を見失いません。
出典:ドコモのMNP注意事項、いつでもカエドキプログラム、いつでもカエドキプログラム+。
3. ドコモに残る家族と自宅回線の変化を足す
「みんなドコモ割」の対象回線数が減ると、ドコモに残る家族の割引が小さくなる場合があります。
対象の3回線が2回線になる場合、ドコモ MAXなどは1回線あたり1,210円引きから550円引きとなり、月660円の負担増です。
残る2回線がどちらもMAXなら、合計で月1,320円増えます。
eximoなど別の割引対象プランでは、3回線以上の1,100円引きから2回線の550円引きとなり、差は1回線あたり550円です。
4回線から3回線なら「3回線以上」の区分は変わりません。
割引の対象プランと、人数として数える対象回線は別なので、家族全員を同額で計算しないでください。
ドコモ光を続ける場合は、自分の携帯が「ペア回線」かも確認します。
ペア回線がない状態では、ドコモ光セット割はすべて対象外になります。
残る家族へのペア設定変更ができるか、名義と支払いの手続きも含めて、転出前に確認してください。
携帯を変えるだけで、光回線まで同時に変える必要はありません。
出典:みんなドコモ割、ドコモ光のペア回線とセット割の注意事項、ドコモの解約時の注意事項。
4. メール・通話・補償は必要な分だけ追加する
ドコモメールを残す場合、「ドコモメール持ち運び」は月330円です。
今の回線料にメール代が含まれているなら、楽天へ変えた後の追加費用になります。
すでに別料金で払っている場合は、現在の側にも入れて比較します。
Rakuten Linkを使う対象の国内通話は無料ですが、0570など一部番号は対象外です。
OS標準の電話アプリで発信する国内通話は原則22円/30秒。
電話代を0円と置く前に、普段の発信先、かけ直し方、必要な通話オプションを確認しましょう。
補償や動画サービスなども、「乗り換え後も必要か」で残します。
回線に含まれる特典を外部サービスで買い直す場合は、その料金も加えてください。
ポイント還元は、毎月の請求額を比べた後で別に評価すると、特典終了後の負担を把握しやすくなります。
出典:ドコモメール持ち運び、Rakuten Linkの通話条件。
海外通話は国内と別条件です。
仮の請求明細で計算すると、差額はどう変わる?
月8GB・端末継続・家族が残る場合の計算例
以下は説明用に作った仮の家計です。
実在する利用者の請求明細や節約実績ではなく、4,800円や10,000円は特定のドコモプランの公表料金を示していません。
自分の明細の数字に置き換えて使ってください。
- 本人のドコモ回線料は割引後で仮に月4,800円、端末分割は月2,000円
- 本人は楽天で月8GBを使い、楽天の家族割は適用しない
- ドコモに残る家族2回線の現在の請求を、仮に合計10,000円とする
- 対象回線数が3から2になり、残る2回線はいずれもMAXで、月660円ずつ増える
- ドコモ光のペア設定・その他の割引は維持され、固定回線の料金も変わらない
- ドコモメール持ち運びを追加し、本人の有料通話・有料SMS・補償の追加はない
| 比較する支払い | ドコモを継続 | 本人だけ楽天へ変更 |
|---|---|---|
| 本人の回線料 | 4,800円(仮定) | 2,178円(月8GB・通常料金) |
| 本人の端末分割 | 2,000円(仮定) | 2,000円(同額を継続) |
| ドコモに残る家族分 | 10,000円(仮定) | 11,320円(1,320円増) |
| 本人のメール追加費 | 0円(回線料に含む仮定) | 330円 |
| 表に含めた支払いの合計 | 16,800円 | 15,828円 |
この条件では、差額は月972円の減少です。
16,800円−15,828円=972円となります。
変わらない固定回線料金と各種サービス料、初月の重複請求・一時費用・ポイント還元は表から除いています。
メールの初回無料期間も使わず、通常月の330円を計上しています。
本人のドコモ請求6,800円から楽天の基本料金2,178円だけを引くと、月4,622円安く見えます。
ただし、その計算では端末代2,000円、メール330円、残る家族の増額1,320円が抜けています。
同じ範囲の支払いを揃えると、比較結果が変わります。
計算の制度根拠:楽天の料金区分、ドコモの家族割引額、メール持ち運びの月額。
その他の金額・使い方は上記の仮定です。
データ量が増える月も、もう一度計算する
同じ仮の家計で、楽天の利用量が20GBを超えると、本人の基本料金は3,278円になります。
比較表の楽天側は1,100円増えて16,928円となり、今度はドコモ継続より月128円高い計算です。
通信量を我慢しないと差額が出ない場合は、その使い方を続けられるかも判断材料です。
家族も楽天へ移る案を比べたい場合は、各人の利用量と対応端末を別々に確認し、楽天モバイル家族割の料金と参加手順で見積もってください。
12月以降の見積もりは分けて作る
ドコモは2026年12月1日から一部プランの料金改定を予定しています。
たとえばeximoは月550円増、irumoの3/6/9GBは月330円増、0.5GBは月110円増と発表されています。
ahamoの変更やドコモ mini2の開始も予定されているため、10月の請求額をそのまま12倍して年間節約額にしないでください。
出典:2026年9月25日のドコモ公式発表。
上記は10月11日に確認した発表済みの予定で、現在適用中の料金と区別しています。
安くなっても確認したい、利用場所と電話の使い方
エリアマップは、普段使う場所を確認する入口
楽天のエリアマップで、自宅、職場、通勤経路、よく立ち寄る場所を確認します。
屋外のエリア表示だけで、室内の奥や地下まで同じようにつながるとは判断できません。
公式にも、実際の通信状況は場所、電波環境、混雑、端末などで変わると案内されています。
国内データ通信が無制限でも、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御される場合があります。
仕事の電話を受ける場所や、連絡が取れないと困る場所に不安が残るなら、料金差だけで主回線を切り替えない判断も必要です。
確認先:楽天モバイルの通信エリアと注意事項、Rakuten最強プランの無制限・速度制御条件。
本記事では特定の場所の速度・安定性を測定していません。
「SIMフリーだから使える」で止めず、型番を確認する
持ち込むスマートフォンは、楽天の対応確認ページで機種名・購入元・ソフトウェアなどの条件を確認してください。
SIMロックの有無と、楽天で必要な機能が使えるかは別の確認です。
楽天以外で購入した端末は、公式の動作保証対象外です。
対応状況に表示された機能でも、OSやソフトウェア更新などで利用が制限される場合があります。
eSIMにしたい場合は、端末のeSIM対応も含めて確認します。
出典:ご利用製品の対応状況確認。
端末を買い替える必要があるなら、その費用を前の比較表に戻して計算してください。
着信履歴からのかけ直しも、発信アプリを確認する
通話料を抑える前提で選ぶなら、Rakuten Linkを使う運用に合うかを確認します。
iPhoneでは、Rakuten Link以外からの着信は標準の電話アプリで受けるなど、Androidと使える機能が異なります。
着信したアプリと無料通話の発信方法が同じとは限らないため、かけ直すときも発信アプリを確認しましょう。
アプリの対応OSや条件は、端末対応ページだけでなく、最新のRakuten Link案内でも確認してください。
標準の電話アプリを使い続けたい人は、通話料や必要な通話オプションを含めた見積もりにします。
通常月とは別に、初月と引継ぎの費用を確認する
日割りされない料金と、契約・解約の手数料
ドコモ MAX・miniの解約月の基本料金などは原則日割りされません。
楽天の初月も日割りではなく、利用開始から月末までのデータ利用量に応じた料金です。
変更月には両社の請求が重なるので、通常月の差額とは分けて確保しましょう。
月末ぎりぎりに切り替えれば必ず得になるわけではありません。
本人確認、配送、設定に時間がかかる可能性を考え、対応できる日に進めてください。
旧プランやオプションは、契約中の条件を個別に確認します。
出典:ドコモ MAXの注意事項、ドコモ miniの注意事項、楽天モバイルの初月料金。
- ドコモのMNP転出手数料:無料。ただし、契約解除料や端末残債とは別です。
- ドコモの短期解約:2025年7月1日以降に個人名義で新規契約した回線を1年以内に解約すると、原則1,100円。月額1,100円未満のプランはその月額と同額など、条件があります。
- 楽天の契約事務手数料:同一名義の累計4回線目までは無料。5回線目以降は1回線3,850円。累計には2020年4月8日以降の解約済み回線も含みます。
プラン変更、初期契約解除、譲渡・承継を受けた場合などは算定から除かれます。 - 楽天の口座振替:月110円の手数料。利用する場合は通常月の比較にも加えます。
- 楽天の短期解約:2025年4月1日以降に申し込み・利用開始した回線を1年以内に解約する場合、Rakuten最強プランでは最大1,078円の解約事務手数料。割引などで金額が変わり、初期契約解除等の例外もあります。
追加回線で先に使い勝手を見る場合も、別回線の月額や解約条件が生じます。
無料のお試しと考えず、必要な費用を確認してください。
出典:ドコモのMNP手続き、ドコモの契約解除料、楽天モバイルの各種手数料、累計回線数の告知・現行料金表(PDF・6ページ)、楽天の解約事務手数料の適用条件。
メールを残すなら、期限とdアカウントを先に確認する
ドコモメール持ち運びのサービス継続予約をしないMNPでは、移転先での契約完了日を1日目として31日以内に申し込みます。
翌日から数えず、切替完了後すぐに手続きする予定にしておきましょう。
利用していたドコモ回線に基づく同じdアカウントが必要です。
初回申込みの31日間無料には適用条件があり、無料期間後は自動継続で月330円がかかります。
ドコモ回線がない場合は月額の日割りがないため、本記事の通常月比較では最初から330円を入れています。
過去メールの保存や、新端末・メールアプリ側の設定も公式案内で確認してください。
メールを残さない場合は、銀行や通販、各種アカウントに登録している連絡先を先に変更します。
dアカウントは解約前に利用できる状態を確認し、dポイントの引継ぎも準備してください。
回線変更だけで、すべての登録情報が自動で引き継がれるわけではありません。
出典:ドコモメール持ち運びの申込条件・注意事項、MNP後のdポイント・サービスの注意事項。
申し込む前に「進める・確認を続ける」を決める
| 確認項目 | 進める目安 | 確認を続けたい状態 |
|---|---|---|
| 家計 | 端末・家族・通話等を含む差額に納得できる | 請求総額と基本料金だけを比較している |
| 利用量 | 普段の月と多く使う月の両方で計算した | 3GB・20GBを超える月を計算していない |
| 端末・利用場所 | 型番・機能・重要な場所のエリアを確認した | 「SIMフリー」「エリア内」だけで判断している |
| 通話と引継ぎ | 発信方法、メール、dアカウントを準備した | 必要な連絡先や有料通話の見積もりが未確認 |
| 変更月 | 初月・手数料・設定に使える時間を確保した | 月末の即日開通だけを前提にしている |
費用差が小さくても、データ量や使い方が合えば選ぶ理由はあります。
反対に、計算上は安くなっても、必要な電話や場所の不安が解消できていなければ、確認を続ける方が納得して選べます。
この表は本記事の判断の目安で、契約可否や通信品質を保証する診断ではありません。
番号を残すなら、通常解約より先にMNPの流れを確認する
ドコモはMNPワンストップの対象で、楽天のWeb申込みでは予約番号を取得せず進める方法があります。
電話番号を引き継ぐ場合は、ドコモを先に通常解約せず、「他社から乗り換え(MNP)」の公式手順を使ってください。
契約名義は原則同一で、申込みと実際の回線切替は別の段階です。
SIMや端末などの配送物がある場合は、到着を確認してから転入を進めます。
eSIMでも申込み内容によって配送物があるため、申込み履歴と公式の案内を確認してください。
切替後は、データ通信、発着信、SMSと必要なメール設定を確認します。
手続き先:楽天モバイルのMNP手順、ドコモのMNP案内。
審査、配送、当日中の開通を保証するものではありません。
家計・端末・利用場所・引継ぎの条件が合ったら、最新の料金と申込み条件を確認して進めましょう。
ドコモから楽天モバイルへ変える前のよくある質問
一律にはいえません。
今の割引後の回線料、端末代、残る家族の負担、必要なメールと通話を揃えて計算してください。
本記事の仮の例も、月8GBでは972円減、20GB超では128円増となり、使い方で結果が変わります。
残債があることだけで、乗り換えの損得は決まりません。
同じ端末代を比較の両側に入れ、回線料や家族分がどう変わるかを確認します。
返却プログラムの条件や、買い替え費用は別に確認してください。
各人の利用量と、必要な通話・補償を足して比べます。
楽天の最強家族割は対象回線ごとに月110円引きですが、家族割だけで乗り換え前後の差額は決まりません。
全員同じ場所や端末を使うわけではないため、利用条件も一人ずつ確認してください。
同じ通信品質までは保証されません。
屋内や地下、混雑状況、使う端末で通信状況は変わります。
電話アプリの発信方法やSMSの扱いも、利用するOSとサービスの条件を確認してください。
まずポイントを引かない通常月の支払いを比べましょう。
特典を使う場合は、対象者、申込み経路、達成期限、付与時期、併用条件を申込先で確認します。
本記事は特定のキャンペーン金額や適用を保証していません。
最初の一歩は、今の請求明細を開くことです。
回線料・端末代・家族分・追加サービスを揃え、普段の月とデータ量が多い月を計算します。
そのうえで必要な通信と引継ぎの条件が合えば、楽天モバイルへの変更を具体的に進められます。
本記事は2026年10月11日に公式ページで確認した情報に基づきます。
読者ごとの契約内容・利用場所を確認したものではありません。
申込み前には、リンク先の最新料金・条件をご確認ください。
