楽天ひかりと楽天モバイルをまとめると、家の通信費はいくらになるのでしょうか。
比較するときは、毎月払う料金、後日受け取るポイント、契約時にかかる費用を分けると判断しやすくなります。

結論:ひかりの基本料金は集合住宅4,180円、戸建て5,280円です。

楽天モバイルとの併用で条件を満たすと毎月1,000ポイントを受け取れますが、ひかりの請求額が毎月1,000円下がる制度ではありません。
工事費の特典も後日のポイント還元です。
現在の通信費と同じ期間・同じ費目で比べましょう。

本記事は楽天ひかりという光回線の検討用です。
ホームルーターのRakuten Turboとは、料金、端末代、工事の仕組みが異なります。

最終確認:2026年10月11日。
金額は税込です。
キャンペーンは変更・終了する場合があります。
申込時にはリンク先の対象条件もご確認ください。

月額料金とポイントを別々に確認

毎月の請求、後日のポイント、初期費用を別々のカードで整理した図
毎月の請求からポイントが自動で差し引かれるわけではありません。
初期費用も別に見積もります。

ひかりの基本料金は住居プランで変わる

楽天ひかりの月額基本料と、別枠で考える費用
項目 集合住宅 戸建て
月額基本料 4,180円 5,280円
開通月の月額基本料 無料。
初期登録費や工事費まで無料になるわけではありません
別途確認するもの 工事費、初期登録費、ルーター、必要なオプション、支払方法に応じた手数料など
最強おうちプログラム 条件達成月ごとに1,000ポイント。
請求値引きとは別

集合住宅に住んでいても、設備調査の結果によって申込プランが変わる場合があります。
住所だけでマンション料金と決めず、申込時の案内を確認してください。
ブロードバンドユニバーサルサービス料も別項目です。
確認時の料金表では2026年3月利用分のみ2.2円と記載されており、将来分を毎月の固定額として加算してはいません。

出典:楽天ひかりの料金表、重要事項説明書。
2026年10月11日確認。

モバイルは一人ずつのデータ量で計算する

Rakuten最強プラン1回線の基本料金
月間データ利用量 通常料金 最強家族割のみ適用
3GB以下 1,078円 968円
3GB超~20GB 2,178円 2,068円
20GB超 3,278円 3,168円

最強家族割は、対象回線でグループに参加すると1回線につき月110円引きになる制度です。
ひかりを契約しただけでは家族割の参加手続きは完了しません。
表には通話料、端末代、オプション料、各種サービス料などを含みません。
年齢別特典も加えておらず、Rakuten最強U-NEXTの料金表ではありません。

国内通話は対象の発信をRakuten Linkから行うことで無料になりますが、対象外番号があります。
標準電話アプリの利用などで通話料が発生する場合もあるため、現在使っている通話オプションとの違いを確かめましょう。
データ容量が無制限の区分でも、混雑時などには速度制御の可能性があります。

出典:Rakuten最強プラン、最強家族割。
2026年10月11日確認。

毎月1,000ポイントの対象条件

初めてのひかり申込・同一ID・月末の利用が重要

楽天ひかりを契約できるのは、高校生を除く満18歳以上の人です。
家族のモバイル回線と組み合わせる場合も、ひかりの契約条件と同一楽天IDの条件を別々に確認してください。

「最強おうちプログラム」(コード2697)は、楽天ひかりを初めて申し込む人向けの併用特典です。
現在案内されている主な条件は次のとおりです。

  • 対象キャンペーンページの申込ボタンから楽天ひかりを申し込む
  • 申込月を1カ月目として、4カ月目末日までに初めて開通する
  • 月末時点で楽天ひかりと対象の楽天モバイル回線を利用している
  • ひかり申込時の楽天IDを、楽天モバイルに登録した楽天IDと一致させる

対象のモバイルプランは、Rakuten最強プラン、Rakuten最強プラン(データタイプ)、Rakuten最強U-NEXTです。
モバイルを既に利用している人も対象になり得ます。
ひかりを現在利用中の人や、過去に楽天ひかり・楽天コミュニケーションズ光を開通した人は対象外です。
同居者が同じ設置先住所で申し直す場合なども除外条件があります。

申込順はどちらが先でも構いません。
ひかりの開通期限と、月末時点で両サービスを利用していることが判断点です。
2697の現行ルールには、別途のエントリーボタン操作は条件として記載されていません。
ただし、キャンペーンページからの申込経路は条件なので、通常の申込だけで自動的に対象になると考えないようにしましょう。

家族4人でも4,000ポイントにはならない

同一の判定で複数回線を利用していても、対象は各サービス1回線です。
ひかり1契約に家族4人のスマホを組み合わせたからといって、毎月の特典を4倍にはできません。
条件が確認された月の翌々月末日ごろに進呈され、ポイントの有効期間は進呈日を含めて6カ月です。
たとえば10月分の条件を満たした場合、進呈目安は12月末ごろになります。

ひかりの解約手続きを行うと、進呈前のポイントは対象外になります。
滞納や楽天会員の退会などの除外条件もあるため、見込みのポイントを先に現金の節約額へ足さないでください。
「永年」という案内も、条件達成・制度継続が前提です。
キャンペーン内容は変更・終了する場合があります。

出典:最強おうちプログラムの現行ルール・FAQ。
2026年10月11日確認。
すべての除外条件は同ページのコード2697をご確認ください。

楽天市場のSPUは別のエントリーと買い物が前提

楽天市場の買い物に対するSPUは、毎月1,000ポイントとは別の仕組みです。
楽天ひかりの対象特典は+2倍、月間獲得上限1,000ポイントで、エントリーが必要です。
買い物額や対象商品によって変わるため、本記事の通信費試算には足していません。
ポイントのために予定外の買い物を増やす必要もありません。

出典:Rakuten Turbo・楽天ひかり共通のSPU条件ページ。
この共通ページの掲載は、両商品が同じ契約であることを意味しません。
2026年10月11日確認。

工事費と初期費用は先に予算へ入れる

工事費は住居の区分だけでは決まらない

楽天ひかりの主な初期費用
項目・状況 料金 確認すること
新規の初期登録費 880円 フレッツ光以外の回線からの変更も新規扱い
転用・事業者変更の初期登録費 1,980円 現在の回線の種類で判定
新規:派遣・配線調整あり 22,000円 集合住宅・戸建て共通の標準額
新規:派遣・配線調整なし 11,660円 設備・工事内容による
新規:派遣なし 3,300円 設備・工事内容による
追加・割増工事 別途 土日祝は3,300円。
時刻指定や夜間・深夜などは別条件

転用・事業者変更は基本的に工事をしませんが、回線種類や端末の変更などで工事費が発生する場合があります。
新規の22,000円を全員の費用として計上することも、全員0円とすることもできません。
工事費を24回払いにすると、標準工事22,000円の場合は月916円、最終月932円です。
毎月の請求にはこの分割代金も加わります。

出典:楽天ひかりの初期登録費・工事費。
2026年10月11日確認。

新たに楽天モバイルを契約する場合の契約事務手数料や、短期解約時の費用も、ひかりとは別に確認します。
楽天モバイルの各種手数料で、本人の契約履歴と該当条件を確認してください。

「工事費実質0円」は最大22,000ポイントの分割還元

工事費実質無料キャンペーン(コード3025)は、対象工事費の総額から最大22,000円分を24回に分けてポイント進呈するものです。
工事代金の請求は発生します。
対象ページから初めて申し込み、申込月を1カ月目として4カ月目末日までに開通することなどが条件です。
初期登録費やルーター代まで無料になる特典ではありません。

通常は開通月を1カ月目として3カ月目の月末から進呈され、月末開通では4カ月目からになる場合があります。
22,000ポイントの例では初回932ポイント、以降23回が916ポイントです。
初回が3カ月目なら全額進呈は26カ月目。
工事費還元も期間限定ポイントで、有効期間は進呈日を含めて6カ月です。
途中で解約すると残りのポイントは対象外になり、工事費の残債は別に支払う必要があります。

おうちプログラム2697と工事費特典3025は、現行ルールで併用可能とされています。
一方、他のひかり特典を何でも重ねられるわけではありません。
申込前に使いたいキャンペーンのコードと、併用可能欄を照合してください。
過去の「半年無料」「1年無料」等を今回の料金へ加算していません。

出典:工事費実質無料キャンペーン3025・併用条件。
2026年10月11日確認。

4人家族の試算は同じ12カ月で比較

まずポイントを引かず、基本料金を足す

ここでは4人全員が毎月3GB超~20GBを使い、全回線に最強家族割を適用した例を計算します。
スマホの基本料金は2,068円×4回線=8,272円です。
開通月の無料分を除く通常月12カ月を比較対象とし、契約直後の「初年度総額」を表したものではありません。

通常月12カ月分の基本料金だけを比べた例
項目 集合住宅 戸建て
スマホ4回線の月額基本料金 8,272円 8,272円
ひかりの月額基本料 4,180円 5,280円
合計月額基本料金 12,452円 13,552円
基本料金12カ月分 149,424円 162,624円
別枠:12カ月分の条件達成に対応するポイント おうちプログラム12,000ポイント見込み。
進呈は遅れるため、一部は比較期間終了後

表には初期登録費、工事費、通話料、端末代、ルーター、オプション、各種サービス料、旧回線の解約費用や重複利用分を含めていません。
工事費のポイント還元、SPU、モバイル申込特典も加えていません。
ポイントを使い切れるか分からない場合は、まずポイントを0円相当として家計が成り立つか確認するのが慎重な見積もり方です。

工事費も含めた、開通月から12カ月の費用例

切替直後の予算を見るため、別の起点でも計算します。
開通月を含む最初の12カ月に、モバイル4回線が毎月3GB超~20GBで家族割適用、ひかりは新規登録880円・標準工事22,000円を一括払いと仮定した例です。
ひかりは開通月の基本料が無料なので11カ月分、モバイルは12カ月分を計上します。

開通月を含む12カ月に対応する基本料金・初期費用の例
費目 集合住宅 戸建て
モバイル基本料金 8,272円×12=99,264円 99,264円
ひかり基本料 4,180円×11=45,980円 5,280円×11=58,080円
新規登録+標準工事一括 880円+22,000円=22,880円 22,880円
上記費用合計 168,124円 180,224円
比較例:現在の同じ費目が月18,000円なら 18,000円×12=216,000円
比較例との差 47,876円 35,776円

比較元の18,000円は仮の金額です。
旧回線の解約費用・工事残債・重複利用料は0円、両側の通話料・端末代・オプション等は同額として比較から除外しています。
新たなルーター代、追加工事費、モバイルの契約事務手数料、各種サービス料などがかかる場合は追加してください。
この表は特定の家庭の全費目を含む見積書ではありません。

金額は対象期間に対応する費用で、請求・口座引落しのすべてが同じ12カ月内に終わるという意味ではありません。
分割払いを選ぶ場合は、期間中の支払いと残債を分けます。
毎月1,000ポイントも工事費ポイントも差し引いていません。
工事費の還元は24回に分かれるため、最初の12カ月で最大22,000ポイントをすべて受け取ることはできません。

計算根拠:ひかりの料金・一括工事費、開通月基本料の扱い、モバイル家族割。
2026年10月11日確認。

「年間8万円安くなる」とは一律に言えない

本人の現在の契約・割引・請求額が分からないため、年間の節約額は断定できません。
上の工事費を含む比較も、現在の同じ費目が月18,000円だったと仮定した計算例です。
特定の他社プラン料金や実際の家族の体験談ではありません。
実際の切替費用や必要なオプションが増えれば、差額は小さくなります。

自分の明細で確認する順番

  1. いまのスマホ全員分と自宅回線の料金を集める
  2. 旧回線のセット割がなくなる家族分も含め、切替後に残る費用を確認する
  3. 12カ月なら両方とも12カ月、24カ月なら両方とも24カ月で計算する
  4. 初期費用・解約費用・重複期間を足し、対象と確認できたポイントを別欄に書く
  5. ポイントなしの請求総額と、期限内に使えるポイントの両方で判断する

光回線を設置した結果、スマホの利用量が3GB以下に収まる人がいれば、翌月以降の見積もりは変わります。
ただしWi-Fiがあるだけで全員の使用量が必ず下がるわけではありません。
直近の利用実績に近い区分で試算しましょう。

一人ずつ利用量が違う場合や家族割への参加手順は、楽天モバイル家族割の4人料金と参加手順で確認できます。

試算:上記の公式基本料金に基づく本記事の計算。
家族割への参加が前提です。
家族割未適用なら4回線合計で月440円増えます。

契約期間と回線品質も確認する

2年更新とポイントの完了時期は別に数える

現在案内される楽天ひかりの契約期間は2年で、自動更新です。
契約期間は開通月の翌月を1カ月目として数えます。
工事費ポイントの「開通月が1カ月目」とは起点が異なります。
無料解約の条件は、契約期間の24~26カ月目に解約申請または事業者変更承諾番号の発行を行い、24~28カ月目に回線撤去または事業者変更を完了することです。

条件を外れて解約した場合の契約解除料は、集合住宅4,180円・戸建て5,280円です。
解約月の月額利用料は満額で、工事費の残債や一部オプション料なども確認が必要です。
昔から利用している人は、申込時期・キャンペーンで条件が異なる場合があります。
「ご契約内容のお知らせ」や会員ページの契約を優先して確認してください。

初期契約解除制度にも対象条件と期限があり、既に実施した工事費や初期登録費などの支払いが必要になる場合があります。
通信品質を無料で試せる制度としては扱わないでください。

出典:重要事項説明書「04 契約期間と解約」、契約解除料。
2026年10月11日確認。

対応ルーターと建物設備を確認する

楽天ひかりのIPv6接続には、クロスパス対応ルーターが必要です。
いまの機器を使う場合は、正確な型番を公式一覧やメーカー情報で確認してください。
IPv6の開通は、光回線の開通日当日から1週間程度かかる場合があります。
他社のIPv6契約が残っている場合の手続きにも注意が必要です。

楽天ひかりはベストエフォート型で、速度や常時接続が保証されるサービスではありません。
建物の配線、宅内Wi-Fi、混雑などで体感は変わります。
本記事では通信測定をしておらず、平均速度や障害頻度の数値による優劣は示していません。
仕事で通信が途切れると困る人は、料金だけで判断せず現在の接続環境との違いを確認しましょう。

出典:クロスパス対応ルーター、IPv6の利用条件・開通時期、重要事項説明書。
2026年10月11日確認。

向く人・見送ったほうがよい人

併用を検討しやすいケース

  • 楽天モバイルの利用環境に問題がなく、新しく自宅の光回線が必要
  • 楽天ひかりが初めてで、特典条件と開通期限を満たせる見込みがある
  • 工事費の請求を払える予算があり、ポイントの進呈と有効期限を管理できる
  • 現在の家族全体の割引まで含めて比べても、料金や使い勝手に納得できる

慎重に考えたいケース

  • 楽天ひかりを既に利用中で、今回の新規向け特典だけを期待している
  • 引越し・短期解約の予定があり、工事費還元を受け切れない可能性がある
  • 今の回線で十分安く、切替費用を含めると差額が小さい
  • スマホを使う場所でのエリア、建物への光回線の導入、工事承諾に不安が残る
  • ポイントより請求額を直接減らすことを優先したい

賃貸住宅で工事が必要なら、建物所有者の承諾も確認します。
いまの回線を先に解約すると、開通まで自宅のインターネットが使えなくなるおそれがあります。
現在の回線に応じて、新規・転用・事業者変更のどれで進めるのかを確認してから手続きしましょう。

手続きの確認先:楽天ひかりの利用開始までの流れ、申込時の注意事項。
2026年10月11日確認。

料金・初期費用・解約条件まで確認できたら、次は公式ページで住所に応じた申込内容と特典条件を確認します。

楽天ひかりの料金・特典条件を公式で確認

これからスマホもまとめる場合は、ひかりとは別に各回線の料金と家族割への参加条件を確認してください。

楽天モバイルの家族割・料金を公式で確認

上の楽天モバイルへのリンクは広告です。
楽天ひかりの申込リンクではありません。

楽天ひかりとモバイルのよくある質問

Q. 楽天モバイルを使っていれば、ひかりの月額が1,000円安くなりますか?

現行のおうちプログラムは毎月1,000ポイントの後日還元です。
ひかりの基本料金そのものが1,000円下がる制度ではありません。
対象条件とポイントの進呈時期も確認してください。

Q. 楽天ひかりを既に使っている場合も対象ですか?

現在の楽天ひかり利用者や過去に開通した人は、新規向けのおうちプログラムの対象外です。
モバイルだけを既に利用している場合は、ひかりを初めて申し込む等の条件を満たせば対象になり得ます。

Q. ひかりとモバイル、どちらを先に申し込みますか?

公式FAQでは、どちらが先でもよいと案内されています。
ひかりの開通期限、同一の楽天ID、月末時点の対象回線利用を確認しましょう。

Q. エントリーは必要ですか?

おうちプログラム2697の現行条件は、対象ページからの申込、期限内の初開通、月末の利用等です。
別途エントリーは記載されていません。
楽天市場のSPUは別途エントリーが必要なので、混同しないようにしてください。

Q. 工事費実質0円なら、初期費用の予算は不要ですか?

予算は必要です。
工事代金の請求に対し、条件を満たすと最大22,000円分のポイントが24回に分かれて進呈されます。
初期登録費、上限を超えた工事費、必要なルーター代等も別に確認してください。

Q. 4人家族なら必ず年間8万円安くなりますか?

断定できません。
家族一人ずつの利用量、現在の割引、光回線の住居プラン、工事・解約費用で変わります。
通常料金を同じ期間で計算し、ポイントは受け取れる時期も含めて別に比べてください。

楽天ひかりと楽天モバイルを選ぶ基準は、特典の大きさだけではありません。
ポイントを引く前の家計負担、初期費用、必要な通信環境が合うかを先に確認すると、契約後の見込み違いを減らせます。

楽天ひかりの現行ルールと申込窓口を確認する

ABOUT ME
水嶋 拓
生活コスト最適化アドバイザー / FP2級 / 元SE。固定費を年48万円削減した経験をもとに、格安SIM・光回線・クレジットカード・旅行予約を実体験ベースで比較検証しています。