楽天モバイル海外利用完全ガイド【2026年夏休み版】72ヶ国対応・設定から節約術まで
「夏休みの海外旅行、スマホの通信どうしよう」——毎年7月前になると多くの方が悩むのが、渡航先でのデータ通信費の問題です。
現地SIMに差し替えるか、レンタルWi-Fiを借りるか、それともキャリアのローミングプランを使うか、選択肢が多すぎて迷ってしまいます。
実は、楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は、月額料金の範囲内で海外データ通信2GBが無料で利用できます。
対応国・地域は72ヶ国・地域に広がっており、ハワイやグアム、東南アジア主要国でも利用できます。
2026年6月時点の料金体系・対応エリア・出国前の設定手順を本記事でまとめました。夏休み旅行前にぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- 楽天モバイル 海外データ2GB無料の仕組みと追加データ購入方法
- 対応72ヶ国・地域の一覧(OECD主要国・東南アジア・リゾート地)
- 国別の通信速度感・LTE/5G可否の目安
- 現地SIM・トラベルeSIM・レンタルWi-Fiとの料金比較
- 出国前にやるべき設定(iPhone・Android別の手順)
- Rakuten Linkを使った海外通話の活用法
Contents
楽天モバイル 海外データ通信の基本:2GBが月額内で無料
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は、国内利用分の月額料金(最大3,278円・税込)の中に、海外データ通信2GBが含まれています。
つまり、海外ローミング利用のために別途オプションを申し込む必要がなく、対応エリアに入れば自動的に海外データが使える設計です。
2GB無料の仕組みをわかりやすく解説
楽天モバイルの海外データサービスは「海外ローミング」として提供されています。
国内で使っているSIMカードまたはeSIMをそのまま海外でも使用でき、パートナー回線(現地キャリア)に接続してデータ通信が行われます。
2026年6月時点では、毎月リセットされる2GBの無料枠が付与されており、国内データとは別カウントです。
2GBを超えた場合の追加データ購入
2GBの無料枠を使い切った場合は、「my 楽天モバイル」アプリから追加データを購入できます。
購入単位と価格は以下のとおりです。
| 追加データ容量 | 料金(税込) | 目安 |
|---|---|---|
| 500MB | 220円 | 地図・SNS確認程度の1日分 |
| 1GB | 330円 | 2〜3日の軽い使い方 |
| 2GB | 660円 | 3〜5日の標準的な使い方 |
無料2GBと追加2GBを合わせると、合計4GBで最大1週間前後の旅行に対応できます。
動画ストリーミングを控えて地図・SNS・調べ物中心であれば、2GBの無料枠だけで短期旅行(3〜4日間)を乗り切れることも多いです。
対応72ヶ国・地域一覧:夏休みの主要旅行先を網羅
2026年6月時点で楽天モバイルが海外ローミングに対応しているのは72ヶ国・地域です。
日本人に人気の旅行先はほぼカバーされています。主要エリアを確認しましょう。
北米・太平洋リゾート
夏休みに人気のハワイ・グアムはともに対応エリアです。
アメリカ本土・カナダも対応しており、アメリカでは大手キャリアのLTE回線に接続します。
ハワイ・グアムでも安定したLTEデータ通信が期待できます。
ヨーロッパ
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス、オランダなどの主要国が対応しています。
OECD加盟国の多くがカバーされており、観光地での使用には概ね問題ありません。
東南アジア
タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシアが対応しています。
東南アジアは日本からの旅行者が多い地域であり、2026年6月時点では主要な観光国をカバーしています。
都市部では概ね安定した通信が期待できますが、農村部・離島では電波が弱い場合もあります。
東アジア
韓国・中国・台湾・香港が対応しています。
中国本土は規制環境が特殊で、VPN利用や接続するサービスに注意が必要です。
韓国・台湾・香港は接続環境が比較的安定しています。
| エリア | 主な対応国・地域 | 通信規格 | 速度感の目安 |
|---|---|---|---|
| 北米 | 米国、カナダ | LTE | 10〜30Mbps程度 |
| 太平洋 | ハワイ、グアム | LTE | 5〜20Mbps程度 |
| 欧州 | 英仏独伊西蘭ほか | LTE | 10〜40Mbps程度 |
| 東南アジア | タイ・ベトナム・インドネシア・シンガポールほか | LTE | 5〜25Mbps程度 |
| 東アジア | 韓国・台湾・香港・中国 | LTE/5G | 10〜50Mbps程度 |
対応国の最新情報は楽天モバイル公式サイトで随時更新されています。
旅行直前に公式ページで対応状況を確認することをおすすめします。
楽天モバイル vs 他の海外通信手段:料金比較
楽天モバイルの海外ローミングを選ぶ前に、他の選択肢と料金面で比較してみましょう。
代表的な選択肢として「現地SIM」「トラベルeSIM」「レンタルWi-Fi」があります。
1週間程度のハワイ旅行を想定したケースで比較します。
現地SIM
現地の空港やコンビニで購入できるSIMカードです。
現地の料金体系で通信できるため、長期滞在やデータ大量消費のケースでは割安になることがあります。
ただし、到着後にSIMを差し替える手間がかかり、日本の電話番号では着信ができなくなります。
トラベルeSIM
旅行前にアプリでeSIMをインストールし、現地でデータ通信を行うサービスです。
Airalo・Holafly・IIJmioなどが提供しており、渡航前に日本にいながら準備を完結できます。
端末がeSIM対応であれば物理SIMと同時利用(デュアルSIM)が可能で、日本の電話番号をキープしながら現地データを使えます。
レンタルWi-Fi
グローバルWi-FiやイモトのWi-Fiに代表される海外レンタルWi-Fiは、複数人でデバイスをシェアできます。
家族旅行では1台のWi-Fiルーターで全員がつなげるため、コストが下がる場合があります。
ただし、機器の充電管理や持ち歩きの手間が発生します。
| 手段 | 料金目安(1週間・ハワイ) | 準備の手間 | 日本番号の着信 | データ容量 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天モバイル(無料枠) | 0円(月額内) | 設定のみ | Rakuten Link経由 | 2GB/月 |
| 楽天モバイル(追加購入) | 220〜660円 | アプリ操作のみ | Rakuten Link経由 | 500MB〜2GB追加 |
| 現地SIM(ハワイ) | 1,500〜3,000円相当 | 現地で購入・設定 | 不可 | 5GB〜無制限 |
| トラベルeSIM(ハワイ) | 1,000〜2,500円 | 出発前に設定完了 | 可(デュアルSIM時) | 3〜15GB |
| レンタルWi-Fi(1台) | 3,500〜7,000円 | 予約・返却手続き | 可 | 大容量〜無制限 |
1人での短期旅行(3〜7日)なら、楽天モバイルの無料2GBを活用するのが最もコストを抑えられます。
家族全員分のデータが必要な場合や、動画を大量に視聴したい場合は、レンタルWi-FiやトラベルeSIMの併用も選択肢に入ります。
出国前にやるべき設定:iPhone編
楽天モバイルで海外ローミングを利用するには、出発前にいくつかの設定を確認・変更しておく必要があります。
iPhoneの場合は設定アプリから操作します。
データローミングをONにする
iPhoneの「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」をONにします。
この設定が OFF のままでは、海外に到着しても楽天モバイルの海外データが使えません。
国内ではデータローミングをOFFにしている方も多いため、出発前に必ず確認しましょう。
キャリア選択を自動に設定する
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「ネットワーク選択」を「自動」にします。
手動でキャリアを選択している場合、現地のパートナー回線を自動検出できないため、海外ローミングが機能しません。
自動設定にしておくことで、楽天のパートナー回線に自動的に接続されます。
Rakuten LinkアプリでWi-Fi通話設定をする
Rakuten Linkアプリを使うと、海外でも日本の番号で通話や SMS を無料(アプリ内)で利用できます。
出発前にアプリを最新バージョンに更新し、Wi-Fi通話の設定が有効になっているか確認します。
ホテルや空港のWi-Fiに接続した状態で、Rakuten Linkアプリから日本への電話が可能です。
iPhoneの設定手順まとめ
| 設定項目 | 操作場所 | 設定値 |
|---|---|---|
| データローミング | 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション | ON |
| ネットワーク選択 | 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション | 自動 |
| Wi-Fi通話 | 設定 → モバイル通信 → Wi-Fi通話 | ON |
| Rakuten Linkアプリ | App Storeでアップデート確認 | 最新版に更新 |
| 低データモード | 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション | 節約時はON |
出発の前日夜に上記設定を一通り確認しておくと、空港でのトラブルを防げます。
出国前にやるべき設定:Android編
Androidスマートフォンの場合も基本的な考え方はiPhoneと同じですが、設定メニューの名称や場所がメーカー・OSバージョンによって異なります。
代表的な操作手順を確認しましょう。
データローミングをONにする
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「インターネット(またはモバイルネットワーク)」→「ローミング」または「データローミング」をONにします。
機種によっては「SIM情報」の中にローミング設定がある場合があります。
設定項目名が異なる場合は「ローミング」でキーワード検索すると見つかりやすいです。
優先ネットワークタイプの確認
「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「優先ネットワークタイプ」を「自動」または「LTE/4G/3G/2G」に設定します。
5Gが選択されている端末でも、渡航先で5Gが使えない場合はLTEへの自動切替が必要です。
Rakuten Linkの設定
iPhoneと同様に、Rakuten Linkアプリを最新バージョンに更新します。
「設定」→「Rakuten Link」→「通話モード」で「Wi-Fi優先」または「自動」を選択しておくと、Wi-Fi環境でのLinkの安定性が上がります。
Pixel・Galaxy・Xperia の設定場所早見表
| 機種 | データローミングの場所 | ネットワーク選択の場所 |
|---|---|---|
| Google Pixel | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → ローミング | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → ネットワーク |
| Galaxy(Samsung) | 設定 → 接続 → モバイルネットワーク → データローミング | 設定 → 接続 → モバイルネットワーク → ネットワーク事業者 |
| Xperia(Sony) | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → データローミング | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → 通信事業者 |
設定後は機内モードをON→OFFの順に切り替えると、パートナー回線への接続が促進されます。
eSIM vs 物理SIM:海外旅行でのSIM選び
楽天モバイルではeSIMと物理SIM(nanoSIM)の2種類から選択できます。
海外旅行での利用においても、どちらを選ぶかで体験が変わる部分があります。
eSIMの利点と注意点
eSIMの最大の利点は、デュアルSIM構成を組めることです。
楽天モバイルのeSIMを主回線としつつ、現地トラベルeSIMを追加することで、日本の番号をキープしながら現地データを大量に使う構成が可能です。
ただし、eSIMに対応している端末かどうかを事前に確認する必要があります。
物理SIMの利点と注意点
物理SIMはeSIM非対応端末でも使えます。
海外で現地SIMに差し替えたい場合は、物理SIMトレイが必要になります。
ただし、楽天モバイルのSIMを抜いてしまうと、日本の番号で着信できなくなる点は覚えておきましょう。
2026年6月時点のeSIM対応状況
iPhone 14以降、Google Pixel 6以降、Samsung Galaxy S22以降など、近年の主要スマートフォンの多くがeSIMに対応しています。
手持ちの端末がeSIM対応かどうかは、楽天モバイル公式サイトの「動作確認済端末」一覧で確認できます。
海外でのデータ節約テクニック
海外ローミングのデータ消費を抑えるには、使い方の工夫が重要です。
2GBの無料枠をできるだけ長持ちさせるためのテクニックをまとめました。
出発前にオフラインコンテンツを準備する
Googleマップのオフライン地図を事前にダウンロードしておくと、現地でのデータ消費を大幅に削減できます。
Spotifyの楽曲、NetflixやAmazonプライムビデオのオフラインダウンロードなども、出発前に済ませましょう。
ガイドブックのPDFや、観光スポットの営業時間・アクセス情報をスクリーンショットで保存しておくことも有効です。
アプリのバックグラウンドデータを制限する
SNSアプリやメールアプリは、バックグラウンドで自動的にデータを消費します。
「設定」→「モバイル通信」で、不要なアプリのモバイルデータをOFFにしておきましょう。
特にInstagram・TikTok・YouTubeは動画の自動再生をOFFにするだけでも消費量が変わります。
Wi-Fiを積極活用する
ホテル・空港・カフェのWi-Fiに接続できる場面では積極的に利用しましょう。
公共Wi-FiはセキュリティリスクがあるためVPNの利用を検討することも一案です。
ホテルのWi-FiにつながったタイミングでRakuten Linkを使った連絡を集中して行うと、データ消費を抑えられます。
旅行目的別・楽天モバイルの海外利用シナリオ
旅行のスタイルによって、楽天モバイルの海外ローミングが十分かどうかが変わります。
よくある旅行スタイルごとに、おすすめの使い方を整理しました。
短期リゾート旅行(ハワイ・グアム 3〜5日)
地図・SNS・LINE程度の使い方であれば、2GBの無料枠だけで旅行を終えられます。
ビーチや観光スポットでの写真をSNSに投稿する程度なら、1日あたりのデータ消費は300〜500MB程度に収まることが多いです。
ホテルのWi-Fiを活用すれば、さらに余裕が生まれます。
ヨーロッパ周遊旅行(10〜14日)
複数都市を移動しながら地図・検索・翻訳アプリを使い続けると、2GBでは不足する可能性があります。
月をまたぐ旅程であれば、翌月分の無料2GBも使えるため、月初からの旅行は有利です。
足りない場合は追加データ(660円/2GB)を購入するか、現地eSIMを組み合わせる方法が現実的です。
東南アジアバックパッカー(長期滞在)
1ヶ月以上の長期滞在では、楽天モバイルの月2GBのみでは不十分なケースが多いです。
東南アジアでは現地SIMが非常に安価に入手できるため、楽天モバイルは緊急用・緊急連絡用として位置付け、データ通信は現地SIMをメインにする戦略が合理的です。
よくある質問(FAQ)
Rakuten 最強プランに加入していれば、追加の申し込みは不要です。対応エリアに到着し、データローミングをONにすると自動的に海外ローミングが有効になります。
2GB以内の利用であれば、海外ローミング利用による月額料金の変動はありません。月額料金はRakuten 最強プランの範囲内(最大3,278円・税込)に収まります。追加データを購入した場合は、その分の費用が別途発生します。
2026年6月時点では、ハワイ(米国)・グアム(米国領土)ともに楽天モバイルの海外ローミング対応エリアです。現地のLTE回線に接続して利用できます。ただし、電波状況は現地の状況によって異なる場合があります。
Rakuten Linkアプリを使えば、Wi-Fi環境下で日本への通話を無料(アプリ内)で行えます。海外の現地番号への通話は別途料金がかかります。Rakuten Linkを使わない通常の電話は、海外では国際ローミング通話料(高額になる場合あり)が発生するため、注意が必要です。
eSIMでも物理SIMと同様に海外ローミングを利用できます。eSIMの場合、eSIMプロファイルが端末に正しくインストールされていれば、出国後に自動的にパートナー回線へ接続されます。出発前にeSIMプロファイルの状態を「my 楽天モバイル」アプリで確認しておくことをおすすめします。
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まとめ:夏休み前に楽天モバイルの海外設定を整えておこう
楽天モバイルの「Rakuten 最強プラン」は、月額料金の中に海外データ通信2GBが含まれており、2026年6月時点で72ヶ国・地域で利用できます。
短期旅行であれば追加料金なしで使えるケースが多く、スマホ1台で海外通信を完結できる手軽さが特徴です。
出発前の設定ポイントを整理します。
- データローミングをONにする(iPhone・Android共通)
- ネットワーク選択を「自動」に設定する
- Rakuten Linkアプリを最新版に更新する
- 「my 楽天モバイル」アプリでeSIMの状態を確認する
- 不要なアプリのバックグラウンドデータをOFFにする
旅行の内容や日数によっては、追加データの購入やトラベルeSIMの併用が効果的な場面もあります。
自分の旅行スタイルに合った使い方で、夏休みを快適に過ごしましょう。
楽天モバイルの最新キャンペーンや料金体系は公式サイトで確認してください。
