楽天モバイルの基本料金は、月3GBちょうどなら1,078円、20GBちょうどなら2,178円です。
3GBを超えると2,178円、20GBを超えると3,278円に変わります。

少し超えた分だけを1GB単位で払う方式ではありません。
たとえば2.9GBと3.1GB、19.9GBと20.1GBでは、割引前の基本料金にそれぞれ1,100円の差が出ます。

申し込み前は、次の3点で見積もりましょう。

  • 直近数カ月の利用量が3GB・20GBのどちらの境目に近いか
  • 境目を超えた月の料金でも、無理なく続けられるか
  • 通話・端末・オプション・支払い手数料を加えると、いくらになるか

この記事は、通常の音声通話付き「Rakuten最強プラン」の料金区分を判断するためのガイドです。
Rakuten最強U-NEXTや年齢別割引の詳細は扱わず、使う量による料金差を整理します。

最終確認:2026年10月11日(日本時間)。金額は税込。表と試算は基本料金のみで、通話・SMS、端末代、有料オプション、支払い手数料、各種サービス料等は別途です。

3GBと20GBの境目は「以下」と「超」で判断する

Rakuten最強プランは、同じプランの中で月の利用量に応じて基本料金が決まります。
毎月「3GBプラン」や「20GBプラン」へ変更する手続きは必要ありません。

3GB以下1,078円、3GB超20GB以下2,178円、20GB超3,278円という税込・割引前の基本料金。3GBと20GBちょうどは低い側の区分
通常のRakuten最強プランの税込・割引前基本料金。3GBと20GBちょうどは低い側の区分です。通話・SMS、端末、オプション、支払い手数料、各種サービス料等は別途。20GB超の国内データ容量は無制限ですが、混雑時などは速度制御される場合があります。2026年10月11日確認。
月間データ利用量と基本料金
月のデータ利用量 割引前 最強家族割のみ適用
3GB以下(未使用を含む) 1,078円 968円
3GB超〜20GB以下 2,178円 2,068円
20GB超 3,278円 3,168円

3GBちょうどは上段、20GBちょうどは中段です。
ただし、利用画面に表示される数字は概算です。
表示が「3.00GB」「20.00GB」に見えることだけで、その月の料金を確定させることはできません。

最強家族割は、条件を満たしてグループに参加した回線ごとに月110円引きです。
料金表の968円などは1回線分で、世帯全員分ではありません。
家族の利用量と基本料金も、それぞれの回線で確認します。

出典:プラン詳細、公式料金表(PDF)、最強家族割、データ利用量表示の注意事項。年齢別割引・ポイント還元は含めていません。

2.9GB・3.1GB・19.9GB・20.1GBではいくら?

次の例は、料金計算に使われる最終的なデータ利用量が、それぞれの数値だった場合の試算です。
スマホやアプリ画面に途中で表示された値から、請求額を保証するものではありません。

境目の前後で変わる税込基本料金
仮の月間利用量 割引前 最強家族割のみ適用 判断するポイント
2.9GB 1,078円 968円 3GB以下の区分
3.1GB 2,178円 2,068円 2.9GBの場合より1,100円高い
19.9GB 2,178円 2,068円 3.1GBと同じ料金区分
20.1GB 3,278円 3,168円 19.9GBの場合より1,100円高い

3.1GBと19.9GBの基本料金は同じです。
たとえば月8GBを7GBに減らしても、この区分にいる限り基本料金は下がりません。
反対に、毎月3GBを少し超えている人が無理なく3GB以下に収められれば、その月の基本料金は1,100円下がります。

この1,100円差は、割引前または最強家族割だけを継続適用する条件での比較です。
利用量によって割引額が変わる年齢別制度などを使う場合は、差額も個別に確認してください。

利用量の多いアプリや省データ設定を見直したい場合は、楽天モバイルの8GB料金と節約設定で確認できます。

月ごとに使う量が変わるなら、少ない月だけで予算を決めない

仮に3カ月の利用量が2.9GB・3.1GB・20.1GBなら、割引前の基本料金は合計6,534円です。
計算は1,078円+2,178円+3,278円で、1カ月あたりの平均は2,178円になります。

普段は3GB以下でも、帰省や旅行、テザリングで増える月があれば、その月も含めて見積もりましょう。
通話料などは、この平均額に含まれていません。

月の利用量はいつから数える?何が含まれる?

基本は毎月1日から月末。月またぎの通信には注意

利用料金の対象期間は毎月1日から月末までです。
契約した日から30日ごとに、料金区分を区切る方式ではありません。

ただし、月をまたいだ通信は翌月分として反映され、月末日の通信の一部も翌月分に算定される場合があります。
月末の表示だけを見て残り容量を使い切ろうとせず、翌月側の利用量も確認してください。

月途中の契約・解約でも、基本料金は利用日数による日割りではありません。
初月は契約後から月末まで、解約月は解約までの利用量に応じた区分で計算されます。
ほとんど使わない月も、通常の最低基本料金は1,078円です。

出典:毎月の請求対象期間、契約初月の料金、解約月の料金、データ利用量の計上方法。

テザリングと海外ローミングも料金区分に関係する

  • テザリング:機能の追加料金はありませんが、接続したパソコンなどのデータ量も加算されます。
  • 海外ローミング:通常の利用量は国内と合算されます。高速・低速のどちらも対象です。有料チャージ分の利用量は、基本料金を判定する利用量には含まれません。
  • アプリ・OS更新:モバイル回線で行えば加算されます。操作していない間の通信も見落とさないようにしましょう。

たとえば国内で2GB、海外の対象地域で1.5GBを使った場合は合計3.5GBです。
海外の高速データ容量が月2GB以内でも、基本料金は3GB超〜20GB以下の2,178円になります。
海外2GBを、基本料金に影響しない別枠として足す計算はできません。

Rakuten Linkの通話・メッセージは原則として利用量に含まれませんが、楽メールやニュースなどは対象です。
また、iCloud+のプライベートリレーがオンの場合は、通常対象外のLink通話・メッセージも計上されるという注意があります。

出典:データ利用量に含まれる通信・含まれない通信、テザリング等のプラン詳細。

今月の利用量と、3GB・20GBまでの目安を確認する

当月の概算はRakuten Link内のmy 楽天モバイルで見る

従来の単独「my 楽天モバイル」アプリは、2026年8月5日に提供を終了しています。
現在の案内に沿って、Rakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイルを使います。

  1. Rakuten Linkにログインし、下部メニューの「my 楽天モバイル」を開く
  2. 「データ・料金」で対象の電話番号を確認する。複数回線がある場合は切り替える
  3. 円グラフ内の「○月のデータ利用量」を確認する
  4. 当月の概算と、最終的な利用料金・明細を分けて確認する

3GB以下を目指す人が「2.7GB」を確認した場合、差し引きの目安は3−2.7=0.3GBです。
ただし、表示の反映には時間差があります。
0.3GBを必ず追加で使えるという保証ではありません。

楽天モバイルには、指定した利用量で自動停止する上限設定や、超過前の通知設定はありません。
境目に近いときは、後でできる更新やダウンロードをWi-Fiに移すなど、余裕を持って調整しましょう。

Web版では内訳と明細を確認する

Web版のホーム画面では、通常のRakuten最強プラン向けのデータ利用量の円グラフ表示が終了しています。
「ブラウザのホーム画面に円グラフがない」という理由だけで、未契約やデータ未使用と判断しないでください。

Webで内訳を見る場合は、公式のデータ利用内訳ガイドにある「利用状況へ進む」からログインし、対象の電話番号・「データ」・確認期間を選びます。
この内訳は最大で過去60日分です。
確定した料金は、利用料金・明細の確認手順から利用月と電話番号を選んで確認できます。

出典:単独アプリの終了・Linkへの統合、現在の利用量確認手順、利用量による制限設定、Web版の機能変更。

基本料金に通話・オプション・手数料を足して比較する

3,278円はスマホ代すべての上限ではない

請求を見積もる際に分けて確認する費用
項目 確認すること
国内通話 Rakuten Linkからの対象通話は無料。0570・188などは対象外。標準電話アプリの通常発信は30秒22円
SMS 標準メッセージアプリの国内送信は1回3.3円から。文字数やOS・発信方法などで条件が異なる
有料オプション 必要な通話定額、端末保証などの月額を加える
端末代 本体の購入代金・分割払いを加える。通信料金とは別に比較する
支払い手数料 口座振替は月110円。月額の基本料金とは別
各種サービス料等 電話・ブロードバンドのユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料などを適用月の条件で確認する

家族割なしで月19.9GB、口座振替なら、基本料金と支払い手数料の小計は2,178円+110円=2,288円です。
20.1GBなら3,278円+110円=3,388円になります。
この小計にも、通話・SMS、端末、オプション、各種サービス料等は含みません。

出典:通話・SMSの料金、口座振替手数料、各種料金の公式表(PDF)。

ポイント還元は、当月の値引きと分ける

家族割は対象回線の基本料金からの値引きですが、後日受け取るポイントは同じ扱いではありません。
SPUや入会特典のポイントを先に引いて、毎月の請求がその金額になると考えないようにしましょう。

保有ポイントを楽天モバイルの支払いに使う場合も、有効なカードの支払い設定やポイント利用設定などが必要です。
口座振替ではポイント払いを使えません。
まずポイントを差し引かない通常の支払いを見積もり、受け取れる特典は別に確認すると予算を立てやすくなります。

出典:ポイント払いの条件。本記事ではSPU倍率や入会特典を前提にした「実質料金」を計算していません。

申し込む前に、無制限の条件と契約時の費用を確認

20GBを超えて使う人は、生活圏の電波も確認する

国内の高速データ無制限エリアでは、月の容量上限はありません。
ただし、混雑時などに公平なサービス提供のための速度制御が行われる場合があります。
20GBを超えた料金区分に入っても、いつでも高速で使える保証にはなりません。

海外は国内と異なり、対象エリアの高速通信は月2GBまでで、超過後は最大128kbpsです。
また、国内のエリア内でも、屋内・地下・電波環境などで通信状況は変わります。
公式エリアマップと端末の対応状況を確認しましょう。

出典:容量上限・通信制限の公式FAQ、エリアの注意事項。

申し込み・短期解約の費用は月額表に含まれない

  • 契約事務手数料:同一名義で累計4回線目までは0円。2025年11月19日以降の累計5回線目からは、1回線3,850円です。
  • 累計の数え方:2020年4月8日以降の契約が対象で、解約済み回線も含みます。プラン変更、初期契約解除、譲渡・承継を受けた場合などには除外規定があります。
  • 短期解約:2025年4月1日以降に申し込み・利用開始した回線を1年以内に解約・契約解除すると、通常のRakuten最強プランは最大1,078円です。割引や例外により異なります。

解約事務手数料は、初期契約解除や譲渡・承継等のやむを得ない事情では除外されます。
プラン変更をしている場合は、変更前の回線利用開始日から期間を数えます。
MNP転出手数料が0円でも、利用料金や該当する解約事務手数料まで0円になるわけではありません。

出典:各種手数料、累計5回線目からの手数料、累計算定の除外規定(公式料金表)、解約事務手数料の対象・例外。

料金区分を踏まえた選び方

  • 毎月ほぼ3GB以下:1,078円を基準に、家族割・通話・支払い方法を加味して比較する。使わない月の維持費も確認
  • 3GBや20GBを行き来する:境目を超える月も含めて予算を立てる。料金が変動することに納得できるかを重視
  • 毎月20GBを超える:3,278円を基準に、生活圏の電波と必要な通話・オプションを確認する
  • 月額を厳密に固定したい:利用量の管理が負担なら、固定容量の他社プランも同じ通話・割引条件で比較する

楽天モバイルが合うかは、利用量だけで決まるものではありません。
今の請求に端末代が含まれている場合は、乗り換え後の見積もりにも同じ条件をそろえましょう。
料金・電波・端末の条件が合えば、通常のRakuten最強プランを検討できます。

楽天モバイルの料金・申込条件を確認する(広告)

3GB・20GBの料金についてよくある質問

3GBを少しだけ超えたら、超えた分だけ課金されますか?

通常の基本料金は1,078円から2,178円へ変わります。
3GBを超えた部分だけを、1GB単位で追加購入する方式ではありません。

20GBちょうどなら2,178円ですか?

料金計算上の利用量が20GBちょうどなら、通常の基本料金は2,178円です。
ただし画面の表示は概算で、実際の課金対象量と異なる場合があります。
最終的な金額は利用料金画面で確認してください。

一度20GBを超えたら、翌月も3,278円になりますか?

翌月は、その月の利用量に応じて料金区分が決まります。
前月に20GBを超えたことだけで、翌月も同額に固定されるわけではありません。
月またぎの通信などが翌月分に計上される場合には注意してください。

3GBで自動的に止める設定はありますか?

楽天モバイル側には、特定の利用量で通信を止める上限設定や、超過前の通知設定はありません。
利用量を確認し、必要に応じてWi-Fiへ移すなどの調整が必要です。

境目を超える月の料金まで見て決めよう

3GB以下は1,078円、3GB超〜20GB以下は2,178円、20GB超は3,278円。
この境目と、通話・端末・手数料を分けて見積もれば、自分の使い方に合う予算がわかります。

毎月3GBや20GBの直前まで使い切ることを前提にせず、直近の利用実績と増えやすい月の両方を確認してください。
家族割を使う場合も回線ごとに計算し、ポイント還元は支払いの見通しとは分けて判断しましょう。

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水嶋 拓
生活コスト最適化アドバイザー / FP2級 / 元SE。固定費を年48万円削減した経験をもとに、格安SIM・光回線・クレジットカード・旅行予約を実体験ベースで比較検証しています。