Rakuten Linkとは?通話料0円を実現する無料アプリ

スマホの通話料、毎月どのくらい払っているでしょうか。大手キャリアの通話定額オプションは月1,100〜1,980円。年間にすると1万円以上の出費です。

楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを使えば、国内通話が完全無料・かけ放題。通話定額オプションの追加料金も不要です。さらにメッセージ機能やポイント獲得機能まで備えた「通話以上」のアプリとなっています。

「通話にお金をかけたくない」なら、Rakuten Linkの仕組みと使い方を知っておいて損はありません。

通話料を完全0円にする方法を解説

最終確認: 2026年3月時点の情報です。内容は予告なく変更される場合があります。

Rakuten Linkの全機能一覧|通話だけじゃない万能アプリ

Rakuten Linkは単なる通話アプリではありません。以下の機能が1つのアプリに集約されています。

Rakuten Linkの主要機能(2026年3月現在)

  • 無料通話:国内の携帯・固定電話へ発信無料
  • 無料SMS:国内SMS送信無料
  • メッセージ:Rakuten Link同士でチャット・画像・動画送受信
  • グループメッセージ:最大100人までのグループチャット
  • 海外通話:海外→日本への発信が無料
  • ウォレット:楽天ポイント確認・楽天キャッシュ送金
  • ポイ活:Super Point Screenで広告視聴ポイント獲得
Rakuten Linkは通話・SMS・メッセージ・ポイ活を1つのアプリに集約。「通話アプリ」を超えた楽天モバイル専用のコミュニケーションツールです。

無料通話の対象範囲

無料になる通話と有料になる通話を正確に把握しておくことが重要です。

発信先 料金 備考
国内携帯電話 無料 キャリア問わず
国内固定電話 無料 市外局番含む
海外→日本 無料 対応66カ国から
Rakuten Link同士 無料 ビデオ通話も可能
日本→海外 有料 国際通話料が発生
0570(ナビダイヤル) 有料 企業窓口に多い
110/119/118 標準アプリに切替 自動切替で発信可能
0570番号(ナビダイヤル)はRakuten Link経由でも通話料がかかります。企業の問い合わせ窓口でよく使われる番号なので注意しましょう。

LINE通話とRakuten Linkの違い

「LINE通話があるからRakuten Linkは不要では?」と考える人もいるかもしれません。しかし両者には明確な違いがあります。

比較項目 Rakuten Link LINE通話
固定電話への発信 無料 LINE Out利用(有料)
相手の条件 アプリ不要 相手もLINE必要
通話品質 RCS基盤(安定) VoIP(環境依存)
お店への予約電話 対応 非対応
SMS送信 無料 非対応

Rakuten Linkの最大の強みは「相手がアプリを使っていなくても無料で発信できる」ことです。お店の予約や病院への連絡、役所への問い合わせなど、日常生活での電話がすべて無料になる点はLINE通話にはない利点です。

たとえば、飲食店の予約を取りたいとき、LINE通話ではお店側がLINEを使っていなければ発信できません。Rakuten Linkなら固定電話への発信も無料なので、電話帳に載っている番号にそのままかけるだけで大丈夫です。美容院の予約、クリニックの問い合わせ、自治体の窓口への確認など、日常的に固定電話へかける場面は意外と多いものです。こうした「生活インフラとしての電話」をすべて無料でカバーできるのは、Rakuten Linkならではの強みです。

さらにビジネスシーンでも活用できます。取引先への電話、営業電話の折り返し、請求書に記載された問い合わせ窓口への連絡など、仕事で電話を多用する個人事業主やフリーランスにとっては通話料の削減が直接的な経費節約につながります。月に30分以上通話する人なら、大手キャリアの従量課金(22円/30秒)と比較して月1,000円以上の差額が生まれることも珍しくありません。

Rakuten Linkの初期設定と使い方

初期設定は5分で完了します。スマホの操作に慣れていない人でも迷わない手順です。

インストールと初期設定

Step 1:App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から「Rakuten Link」をダウンロード。
Step 2:アプリを起動し、楽天IDでログイン。
Step 3:SMSで届く認証コードを入力して認証完了。

通話の発信方法

Rakuten Linkアプリを開き、ダイヤルパッドまたは連絡先から発信するだけです。スマホの標準電話アプリと操作感はほぼ同じです。

重要:必ずRakuten Linkアプリから発信すること。標準の電話アプリから発信すると、通常の通話料(22円/30秒)がかかります。

デフォルト通話アプリに設定する方法

Androidの場合、Rakuten Linkをデフォルトの通話アプリに設定できます。「設定」→「アプリ」→「デフォルトのアプリ」→「通話アプリ」でRakuten Linkを選択してください。iPhoneはデフォルト設定ができないため、毎回Rakuten Linkから発信する習慣をつけましょう。

メッセージ機能の活用

Rakuten Link同士であれば、テキスト・画像・動画のやりとりが無料で可能です。最大100人のグループチャットにも対応しており、家族間の連絡ツールとしても活用できます。

Rakuten Linkの通話品質は実用レベルか

「無料通話だと音質が悪いのでは?」という不安は当然あります。結論から言うと、日常通話には十分な品質です。

通話品質の実態

  • 一般的な会話:問題なし(LINEの無料通話と同等以上)
  • ビジネス通話:概ね問題なし(重要な商談にはやや不安)
  • 長時間通話:安定(1時間以上の通話でも途切れにくい)

Rakuten LinkはRCS(Rich Communication Services)技術をベースにしており、LINE通話と同じくデータ通信を使った通話方式です。Wi-Fi環境下ではさらに安定します。

実際に筆者の周囲でRakuten Linkを日常利用しているユーザーに聞いたところ、「家族との10分程度の通話では音声の途切れや遅延を感じたことがない」「病院の予約電話も問題なくできた」という声が多くありました。一方で、地下駐車場や山間部など電波が弱い場所では音声が一瞬途切れることがあるとの報告もあります。ただしこれは通常の携帯電話通話でも起こりうる現象であり、Rakuten Link固有の問題ではありません。通話品質で不安を感じている人は、まず日常的な通話シーンで試してみることをおすすめします。

通話品質が低下するケースと対策

電波が弱い場所(地下・エレベーター内)や、通信が混雑するピーク時には音声が途切れることがあります。重要な電話をかける際はWi-Fi環境下で行うか、電波状況の良い場所に移動してからかけましょう。

2024年以降の品質改善

2024年6月のプラチナバンド(Band 28)提供開始により、建物内や地下でのつながりやすさが大幅に改善されました。通話中に電波が途切れるケースも以前と比べて大きく減少しています。

大手キャリアの通話定額との料金比較

通話をよくする人にとって、楽天モバイル+Rakuten Linkのコスパは圧倒的です。

年間コスト比較

楽天モバイル + Rakuten Link

  • 国内通話:完全無料(制限なし)
  • 追加オプション料金:0円
  • 月額合計:3,278円(データ無制限込み)
  • 年間通話コスト:0円

大手キャリア + 通話定額

  • 5分かけ放題:月880円
  • 完全かけ放題:月1,980円
  • 月額合計:7,000〜9,000円(データ込み)
  • 年間通話コスト:10,560〜23,760円

大手キャリアで完全かけ放題(月1,980円)を付けると年間23,760円。楽天モバイルならこの通話コストがまるごとゼロになります。

通話料だけでなく、データ通信料も含めた月額トータルで比較すると、楽天モバイルは大手キャリアの半額以下です。通話をよくする人ほど楽天モバイル+Rakuten Linkのメリットが大きくなります。

Rakuten Linkのポイ活機能で楽天ポイントを貯める

Rakuten Linkには「Super Point Screen」機能が内蔵されており、広告を見るだけで楽天ポイントが貯まります。

ポイント獲得の仕組み

  • アプリ内のミッション達成で1〜5ポイント/回
  • 広告動画の視聴で1ポイント/回
  • 毎日コツコツ貯めると月30〜100ポイント程度
  • 楽天ポイントは1ポイント=1円として利用可能

大きな額ではありませんが、通話のついでにポイントが貯まる仕組みは楽天経済圏のユーザーには嬉しい機能です。

ポイ活の具体的な活用法としては、毎朝の通勤時間にアプリを開いてミッションをチェックし、広告動画を数本視聴するだけで1日3〜5ポイントが貯まります。これを1ヶ月続けると90〜150ポイント。年間で1,000ポイント以上になります。金額としては小さいですが、「スマホを開くだけ」の手間でポイントが貯まるため、習慣化してしまえば負担はほぼゼロです。貯まったポイントは楽天モバイルの月額料金に充当できるので、通信費のさらなる削減にもつながります。

楽天モバイルを契約するだけでSPU(スーパーポイントアップ)が+4倍。楽天市場でのお買い物ポイントが常時アップします。ポイント還元の詳細は楽天モバイルのポイント還元解説記事を参考にしてください。

Rakuten Linkの注意点とデメリット

注意点1:iPhoneでの着信仕様

iPhoneの場合、Rakuten Link非ユーザーからの着信は標準の電話アプリで受ける仕様になっています。着信自体は問題ありませんが、着信履歴から折り返す際に標準電話アプリから発信してしまうと通話料がかかります。折り返しは必ずRakuten Linkから行いましょう。

注意点2:緊急通報は標準アプリ経由

110(警察)・119(消防・救急)・118(海上保安庁)への緊急通報はRakuten Linkからは発信できず、自動的に標準通話アプリに切り替わります。緊急時に困ることはありませんが、仕様として覚えておきましょう。

注意点3:通話録音は非対応

Rakuten Linkには通話録音機能がありません。仕事で通話録音が必要な場合は、別途録音アプリとの併用が必要です。

注意点4:アプリの定期的なアップデートを確認

Rakuten Linkは楽天モバイルが継続的にアップデートしており、新機能の追加や通話品質の改善が定期的に行われています。アプリが古いバージョンのままだと通話品質が低下したり、一部機能が正常に動作しないことがあります。App StoreやGoogle Playの自動アップデートをONにしておくか、月に1回はアプリストアで更新がないかを確認する習慣をつけておきましょう。また、スマホのOS自体も最新版にしておくことで、Rakuten Linkの動作安定性が向上します。特にiOSの場合は、OSのバージョンアップによってRakuten Linkの着信仕様が改善されることがあるため、アップデート情報には注目しておくことをおすすめします。

Rakuten Linkのよくある質問

Rakuten Linkは楽天モバイル以外でも使える?

楽天モバイル契約者専用アプリです。他のキャリアを使っている場合は利用できません。楽天モバイルの契約が前提となるため、まずは楽天モバイルへの申し込みが必要です。

Wi-Fi環境がなくても通話できる?

楽天モバイルのデータ通信で通話可能です。データ通信量は1分あたり約0.3MBと非常に少ないため、データ残量を気にする必要はほぼありません。Wi-Fiがあればさらに安定した通話ができます。

LINE通話との違いは?

LINE通話は相手もLINEを使っている必要がありますが、Rakuten Linkは相手が固定電話でも携帯電話でも無料で発信できます。お店の予約や企業への問い合わせにも使える点が大きな違いです。

通話中にデータ通信は使える?

VoLTE対応端末であれば、通話中もデータ通信が同時に利用可能です。通話しながら地図を確認する、といった使い方もできます。

Rakuten Linkの通話は電話番号が通知される?

はい、通常の電話と同じように自分の電話番号が相手に通知されます。非通知設定にすることも可能です。ビジネスでの利用にも問題ありません。

まとめ|通話料を0円にできる唯一のキャリア

Rakuten Linkのポイント

  • 国内通話が完全無料・時間制限なし
  • 海外から日本への通話も無料
  • 大手の通話定額オプション(年間最大23,760円)が不要に
  • メッセージ・ポイ活機能も搭載
  • 通話品質は日常利用に十分なレベル
  • プラチナバンド対応でつながりやすさも改善

「月々の通話料をゼロにしたい」——この願いを叶えられるのは、現時点で楽天モバイル+Rakuten Linkだけです。

データ無制限3,278円に通話かけ放題が含まれています。この価格設定を知った上で、まだ大手キャリアに通話定額料金を払い続ける理由はあるでしょうか。

楽天モバイルへの乗り換えを検討している方は、4大キャリア徹底比較記事も参考にしてください。

※Rakuten Linkは無料ダウンロード・初期費用0円

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水嶋 拓
生活コスト最適化アドバイザー / FP2級 / 元SE。固定費を年48万円削減した経験をもとに、格安SIM・光回線・クレジットカード・旅行予約を実体験ベースで比較検証しています。