「楽天モバイルって本当にお得なの?」「デメリットもあるって聞くけど、実際どうなの?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、3年間メイン回線として使い続けた私が包み隠さず本音をお話しします。
先に結論をお伝えすると、楽天モバイルは「年間10万円以上節約できる革命的サービス」です。確かにいくつかのデメリットはありますが、その多くは対策可能で、メリットの方が圧倒的に大きいのが実情です。
この記事を読めば、楽天モバイルの弱点を知った上で賢く活用する方法が分かります。実際、私は多少の不便を感じながらも、年間約12万円の節約効果に大満足しています。
Contents
【年間12万円節約】なぜ私が楽天モバイルを3年使い続けるのか
「楽天モバイルって本当に安いの?」これが一番気になるポイントですよね。私の実際の料金推移をご覧ください。
項目 | ドコモ時代 | 楽天モバイル | 年間節約額 |
---|---|---|---|
基本料金 | 8,980円/月 | 3,278円/月 | 68,424円 |
通話料 | 2,500円/月 | 0円/月 | 30,000円 |
端末サポート | 800円/月 | 0円/月 | 9,600円 |
合計 | 12,280円/月 | 3,278円/月 | 年間108,024円節約! |
なんと年間で10万円以上も安くなりました!この節約効果は、多少の不便があっても十分に我慢できるレベルです。
【正直レビュー】楽天モバイルの7つの弱点とその克服法
ここからは実際に使って感じた楽天モバイルの弱点を、対策方法とセットでお話しします。重要なのは「問題を知って対策すること」です。
弱点1:建物内・地下で電波が弱くなることがある
楽天モバイルの一番の弱点は、建物内や地下での電波の弱さです。これは事実として認めざるを得ません。
電波が弱くなりがちな場所:
- 地下鉄の駅・車内(特に都営大江戸線、東京メトロ副都心線)
- 大型商業施設の奥まった場所
- 高層ビルの中層階(10階以上)
- コンクリート造の古い建物内
✅ プラチナバンドが2024年6月から開始
障害物に強い700MHz帯の運用開始で、屋内・地下の電波状況は改善傾向にあります。
✅ auローミングで人口カバー率99.9%を実現
楽天回線が弱い場所は自動的にau回線に接続するので、圏外になることは稀です。
✅ WiFi環境の充実
最近はどこでもWiFiが使えるので、実際に困る場面は思っているより少ないです。
弱点2:Rakuten Linkアプリに慣れが必要
楽天モバイルの通話料無料は専用アプリ「Rakuten Link」を使う必要があります。最初は戸惑うかもしれません。
• アプリ起動に数秒かかる場合がある
• 相手の着信履歴に非通知で表示されることがある
• 110番・119番などの緊急電話は使えない
• 海外から日本への通話も無料
• SMSも無料で送受信可能
• 音質も改善されて普通に会話できる
私は普段の電話は楽天リンク、仕事の重要な電話や緊急電話は標準アプリを使い分けています。月の通話料は300円程度なので、総額でも大手キャリアより圧倒的に安いです。
弱点3:データ使用量が少ないと割高感がある
楽天モバイルは段階制料金で、3GB以下なら1,078円ですが、他社と比較すると:
データ量 | 楽天モバイル | 他社格安SIM | 差額 |
---|---|---|---|
1GB以下 | 1,078円 | 550円 | +528円 |
20GB | 3,278円 | 4,400円 | -1,122円 |
無制限 | 3,278円 | 7,238円 | -3,960円 |
弱点4:時間帯によって速度が落ちることがある
月額3,278円でデータ無制限・通話無料の革命的プラン!
年間10万円節約のチャンスを見逃さないでください。
弱点5:端末の選択肢が限られている
楽天モバイルで販売しているAndroid端末は9機種と少なめです。欲しい機種がない場合もあります。
また、SIMフリー端末を自分で用意すれば選択肢は無限大です。楽天回線対応端末も年々拡大しています。
弱点6:店舗数が大手キャリアより少ない
店舗での手続きやサポートを重視する方には物足りないかもしれません。
弱点7:キャンペーンが複雑で分かりにくい
楽天モバイルは多彩なキャンペーンを実施していますが、どれが一番お得か分からないという声も聞きます。
【2025年最新】プラチナバンド導入でどう変わった?
2024年6月27日、ついに楽天モバイルも「プラチナバンド」の提供を開始しました。これは楽天モバイルにとって歴史的な転換点です。
プラチナバンドとは?なぜ重要?
プラチナバンド(700MHz帯)は、建物や障害物を透過しやすい電波です。これまで楽天モバイルが使えなかった以下の場所でも繋がりやすくなります:
• 建物の奥まった部分
• 高層ビルの中層階
• 郊外・山間部
• 通信速度の安定化
• バッテリー持ちの向上
• 大手キャリア並みの品質
• 2025年度に250基地局予定
• 全国展開は2027年頃完了見込
• 対応機種への機種変が必要
実際の改善効果は?ユーザーの声
私自身も2024年後半から明らかに電波状況が良くなったと実感しています。特に職場のビルや地下駐車場での改善が顕著です。
【診断】あなたは楽天モバイル向き?不向き?
これまでのデメリットと対策を踏まえ、楽天モバイルがあなたに合っているかチェックしてみましょう。
実際の節約シミュレーション
あなたの現在の料金と比較してみてください:
現在の料金 | 楽天モバイル | 年間節約額 | 5年間総節約額 |
---|---|---|---|
月額5,000円 | 月額3,278円 | 20,664円 | 103,320円 |
月額8,000円 | 月額3,278円 | 56,664円 | 283,320円 |
月額12,000円 | 月額3,278円 | 104,664円 | 523,320円 |
【実践】楽天モバイルを快適に使うための5つのコツ
楽天モバイル(データ用)+他社格安SIM(通話用)の組み合わせ
• 楽天モバイルでデータ無制限を満喫
• 重要な通話は信頼性の高い他社回線を使用
• 月額料金は合計でも4,500円程度に抑制
• 電波の弱いエリアでも安心して使える
楽天市場+楽天カード+楽天モバイルでポイント7倍
• 月1万円の買い物で700ポイント獲得
• ポイントで月額料金を支払い→実質2,578円
• 楽天ひかりも併用すればさらにお得
• 年間8,400ポイント=8,400円相当の節約
2024年以降の機種なら電波状況が大幅改善
• iPhone 12以降は全てプラチナバンド対応
• Android機種も対応端末が急増中
• 機種変更だけで電波問題の多くが解決
• 楽天モバイルでの端末購入なら動作保証あり
自宅・職場のWiFi + モバイルWiFiの活用
• 楽天モバイルをテザリング専用として活用
• 自宅では楽天ひかりでネット料金も節約
• カフェやコンビニの無料WiFiも積極活用
• 実際の楽天モバイル使用量を調整可能
最初の1ヶ月で使い方を最適化
• my楽天モバイルアプリで利用状況をチェック
• 電波の弱いエリアを把握して対策立案
• Rakuten Linkアプリの使い方をマスター
• 楽天ポイントの効率的な貯め方・使い方を習得
【FAQ】楽天モバイルのよくある疑問
国内利用なら本当に無制限です。私は月80GB以上使っていますが、速度制限になったことはありません。ただし、「公平なサービス提供のため」という条件付きなので、極端な使い方(月数百GB)をすると制限される可能性はあります。通常の使い方なら全く問題ありません。
解約金は0円、最低利用期間もありません。気に入らなければいつでも無料で解約できます。これは楽天モバイルの大きなメリットです。「とりあえず試してみる」ができるので、リスクなく始められます。
多くの機種で使えますが、事前確認は必須です。楽天モバイル公式サイトの「対応端末一覧」で確認してください。特にプラチナバンド対応の有無は重要なポイントです。非対応機種だと電波状況で不利になる可能性があります。
人口カバー率99.9%なので基本的にOKですが、山間部など一部エリアは電波が弱い場合があります。心配な方は楽天モバイルのエリアマップで事前確認するか、実際に契約してから試してみることをおすすめします(解約金無料なので)。
キャンペーンは予告なく終了する場合があります。現在実施中の乗り換えキャンペーンも「終了日未定」となっているので、検討中の方は早めの申し込みがおすすめです。特にお得なキャンペーン期間中の今がチャンスです。
まとめ:楽天モバイルで賢くスマホ代を激安にしませんか?
この記事では、楽天モバイルを3年以上使い続けた私の経験をもとに、正直なデメリットと具体的な対策をお話ししました。
確かに楽天モバイルには弱点もありますが、それを上回る圧倒的なメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか?
- 年間10万円以上の節約効果:大手キャリアの半額以下で無制限
- プラチナバンド導入で電波状況改善:2024年から大幅に使いやすくなった
- 解約金0円でリスクなし:気に入らなければいつでも解約OK
- 楽天経済圏との相乗効果:ポイント還元で実質料金がさらに安く
特に以下のような方には強くおすすめします:
- 月20GB以上使うヘビーユーザーの方
- スマホ料金を大幅に節約したい方
- 楽天市場をよく利用される方
- 多少の不便よりコスパを重視する方