「ドコモの料金が高すぎる…」と感じていませんか？
実は、ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで、年間6万円以上の通信費削減が可能になります。しかし、家族割や光セット割を利用している場合、本当にお得になるのか不安ですよね。
この記事では、実際に3年間楽天モバイルを使用している筆者が、ドコモとの詳細な料金比較、通信品質の実測データ、そして乗り換え時の注意点を徹底解説します。
Contents
【衝撃の事実】ドコモと楽天モバイルの料金差は年間6万円超！
まず最も気になる料金から比較していきましょう。ドコモと楽天モバイルでは驚くほどの料金差があります。
ドコモMAXプランの実質料金（データ無制限）
ドコモの「ドコモMAX」プランは、割引適用前の定価が月額7,315円（税込）という高額設定です。
| 割引条件 | 月額料金（税込） | 年間料金 |
|---|---|---|
| 割引なし（定価） | 7,315円 | 87,780円 |
| みんなドコモ割（2回線）適用 | 6,655円 | 79,860円 |
| みんなドコモ割（3回線以上）適用 | 5,995円 | 71,940円 |
| ＋ドコモ光セット割適用 | 4,785円 | 57,420円 |
| 全割引フル適用時
（3回線＋光セット割＋dカード＋長期割引） |
2,618円〜 | 31,416円〜 |
つまり、ドコモは「複数の割引を全部乗せ」して初めて楽天モバイルに近い料金になります。割引なしでは、楽天モバイルとの差は年間約5万円以上にもなります。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の料金
一方、楽天モバイルは誰でも無条件でこの価格です。
| データ使用量 | 月額料金（税込） | 年間料金 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | 12,936円 |
| 3GB〜20GB | 2,178円 | 26,136円 |
| 20GB超〜無制限
【最もお得】 |
2,980円
（税込3,278円） |
39,336円 |
【実測データ公開】通信速度・エリアの真実
「楽天モバイルは繋がりにくい」という過去のイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、2024年6月のプラチナバンド導入以降、状況は大きく改善しています。
プラチナバンドとは？楽天モバイルの通信品質革命
楽天モバイルは2023年10月に念願のプラチナバンド（700MHz帯）を獲得し、2024年6月27日から商用サービスを開始しました。
基地局数の比較（2023年度データ）
| 通信キャリア | 4G LTE基地局数 | 5G基地局数 |
|---|---|---|
| ドコモ | 261,756局 | 約30,000局 |
| 楽天モバイル | 59,767局 | 約21,000局 |
基地局数ではドコモが圧倒していますが、楽天モバイルはプラチナバンドの活用により、少ない基地局でも広範囲をカバーできるようになりました。
実測速度比較：京都駅での測定結果
2025年6月に実施された平日お昼時の京都駅での速度測定では、場所によっては楽天モバイルの方が速く、安定しているという結果が出ています。
第三者機関であるOpensignal社の2024年10月版モバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポートでは、楽天モバイルは5Gダウンロード・スピードで国内No.1の評価を獲得しています。
【実体験レビュー】3年間使ってわかったメリット・デメリット
ここからは、実際に3年間楽天モバイルを使用している筆者の体験をもとに、リアルなメリット・デメリットを紹介します。
3年間の満足度推移
| 時期 | 満足度 | 主な感想 |
|---|---|---|
| 契約直後
（2022年） |
⭐⭐⭐☆☆
3.0/5.0 |
料金は満足だが、地下や建物内で繋がりにくい。やや後悔 |
| 1年後
（2023年） |
⭐⭐⭐⭐☆
4.0/5.0 |
基地局増加で繋がりやすさ改善。料金の安さに満足 |
| 3年後
（2025年） |
⭐⭐⭐⭐⭐
4.8/5.0 |
プラチナバンド導入で繋がりやすさ大幅改善。非常に満足 |
【最重要】ドコモから乗り換えて失うサービスと対策
楽天モバイルへの乗り換えで得られるメリットは大きいですが、ドコモで利用していたサービスの一部が使えなくなる点には注意が必要です。
損益分岐点の計算：どんな人が乗り換えでお得になる？
ドコモ光セット割や家族割を利用している場合でも、多くのケースで楽天モバイルの方がお得になります。
| 利用状況 | ドコモ月額 | 楽天月額 | 年間削減額 |
|---|---|---|---|
| 単身・割引なし | 7,315円 | 3,278円 | ▲48,444円 |
| 家族2回線 | 6,655円 | 3,278円 | ▲40,524円 |
| 家族3回線以上 | 5,995円 | 3,278円 | ▲32,604円 |
| ＋光セット割適用 | 4,785円 | 3,278円 | ▲18,084円 |
| 全割引フル適用
（最安値ケース） |
2,618円 | 3,278円 | △7,920円
（月660円高い） |
【2025年9月最新】お得なキャンペーン情報
楽天モバイルでは、乗り換えユーザー向けに超お得なキャンペーンを実施中です。
キャンペーン①：スマホそのまま乗り換え（6,000ポイント）
今お使いのスマホをそのまま使って乗り換える場合、6,000ポイントが獲得できます。
| 契約種別 | ポイント還元 | 条件 |
|---|---|---|
| 他社から乗り換え（MNP） | 6,000ポイント | スマホそのまま乗り換え |
キャンペーン②：楽天カード会員限定（最大20,000ポイント）※期間限定
楽天カード会員で初めて楽天モバイルを申し込む方は、期間限定で20,000ポイント獲得のチャンスです。
キャンペーン③：iPhone購入で最大40,000円分お得
乗り換えと同時に最新iPhoneを購入する場合、端末代金が大幅割引になります。
| 機種 | 通常価格 | 実質負担額 | お得額 |
|---|---|---|---|
| iPhone 16e（128GB）
【超お得】 |
52,392円 | 実質24円
（2年返却） |
約52,000円 |
| iPhone 17（128GB） | 131,800円 | 実質49,896円 | 約82,000円 |
【完全ガイド】ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順
実際の乗り換え手順を、画像付きで詳しく解説します。所要時間は最短30分程度で完了します。
楽天モバイルの契約には楽天アカウントが必要です。まだお持ちでない方は、無料で作成できます。
楽天会員登録ページにアクセス
メールアドレス、パスワード、氏名などの基本情報を入力
登録メールアドレスに届く認証コードを入力
登録完了
ポイント：すでに楽天市場などで楽天会員の方は、そのアカウントをそのまま使用できます。
ドコモから電話番号を引き継ぐために、MNP予約番号を取得します。
オンラインで取得する方法（推奨）
My docomoにログイン
「契約内容・手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約（MNP）」を選択
注意事項を確認して「次へ」
予約番号と有効期限が表示される（メモまたはスクリーンショット）
電話で取得する方法
• ドコモ携帯から：151（無料）
• 一般電話から：0120-800-000
• 受付時間：9:00〜20:00
注意点：
• MNP予約番号の有効期限は15日間
• 楽天モバイル申込時には有効期限が7日以上残っている必要があります
• 2025年3月からドコモでは契約解除料（最大1,078円）が発生する場合があります
楽天モバイルの契約に必要な書類を準備します。
利用可能な本人確認書類
• 運転免許証
• マイナンバーカード
• 健康保険証＋補助書類（住民票など）
• パスポート
その他の必要なもの
• クレジットカードまたは銀行口座情報
• 楽天会員IDとパスワード
• MNP予約番号（ステップ2で取得）
最もお得なキャンペーンページから申込みます。
楽天モバイル公式サイトまたは三木谷キャンペーン専用ページにアクセス
「お申し込み」ボタンをクリック
プラン選択（Rakuten最強プラン）
SIMタイプ選択（物理SIMまたはeSIM）
「他社から乗り換え（MNP）」を選択
MNP予約番号、電話番号、有効期限を入力
本人確認書類をアップロード（eKYCが便利）
支払い方法を設定
申込内容を確認して完了
ポイント：
• 三木谷キャンペーン専用ページからの申込で最大14,000ポイント獲得
• eKYC（オンライン本人確認）利用で最短3分で審査完了
• 端末購入する場合は、キャンペーンでお得に購入可能
申込完了後、最短2日でSIMカードが届きます（eSIMなら即日開通可能）。
物理SIMカードの場合
SIMカードを台紙から取り外す
スマホの電源を切る
SIMトレイを開けてSIMカードを挿入
電源を入れる
eSIMの場合
my 楽天モバイルアプリをダウンロード
ログインして「eSIMプロファイルをダウンロード」
QRコードを読み取る
プロファイルをインストール
楽天モバイルへの回線切替を行います。この時点でドコモとの契約が自動解約されます。
my 楽天モバイルアプリまたはWebページにログイン
「お申し込み履歴」を選択
該当の申込番号を選択
「MNP転入する」ボタンをクリック
開通手続き完了（5〜10分で完了）
注意点：
• 開通手続き受付時間：9:00〜21:00
• 受付時間外の申込は翌日9:00以降に開通
• 開通完了後、ドコモとの契約は自動解約されます
インターネット接続と無料通話の設定を行います。
APN設定（Android端末の場合）
設定アプリを開く
「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
「楽天（rakuten.jp）」を選択
インターネット接続を確認
iPhone の場合
基本的に自動設定されますが、接続できない場合は：
設定→一般→情報
キャリア設定アップデートの通知が表示されたら「アップデート」
Rakuten Link設定（無料通話アプリ）
Rakuten Linkアプリをダウンロード
楽天会員IDでログイン
電話番号認証（SMSで認証コードが届く）
設定完了後、国内通話が完全無料に
【FAQ】よくある質問と回答
A. はい、2024年6月のプラチナバンド導入以降、大幅に改善されています。
2025年9月現在、プラチナバンドの提供エリアは主要都市部から順次拡大中です。第三者機関Opensignal社の調査でも、楽天モバイルは5Gダウンロード速度で国内No.1を獲得しており、通信品質の高さが証明されています。
ただし、地方や山間部ではまだ改善の余地があります。契約前にサービスエリアマップで自宅や職場のエリア確認をおすすめします。
A. はい、基本的には使えなくなりますが、有料で継続利用も可能です。
対策方法は3つ：
ドコモメール持ち運び（月額330円）を利用して継続使用
楽天モバイルの楽メール（@rakumail.jp）に移行
Gmailなどのフリーメールに移行（推奨）
筆者はGmailに移行しましたが、移行作業は1週間程度で完了しました。各種サービスの登録メールアドレス変更が必要ですが、一度変更すれば今後キャリアを変えても影響がないのでおすすめです。
A. 可能ですが、家族全体の通信費を計算してから判断しましょう。
注意点：
• あなたが乗り換えると、残った家族のドコモ回線数が減り、みんなドコモ割の割引額が減少する可能性があります
• 例：3回線→2回線になると、残った家族の割引が1,210円→660円に減少
おすすめ：
家族全員で楽天モバイルに乗り換えれば、家族全体で年間15万円以上の削減も可能です。まずは家族で通信費を見直してみましょう。
A. ほとんどの機種で使えますが、動作確認が必要です。
確認方法：
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」ページにアクセス
お使いの機種名を検索
対応状況を確認
ポイント：
• 2020年以降に発売されたiPhone・Androidならほぼ対応
• プラチナバンド（700MHz帯/バンド28）対応機種なら、より快適に利用可能
• SIMロック解除が必要な場合があります（My docomoから無料で可能）
A. 日常会話なら問題ありませんが、重要な通話には標準アプリを使う方が安心です。
Rakuten Linkの特徴：
• 国内通話が完全無料（時間無制限）
• 音質はLINE通話よりも良好
• ただし、時々音質が不安定になることがある
使い分けのコツ：
• 日常的な通話：Rakuten Link（無料）
• 重要なビジネス通話：標準通話アプリ（30秒22円）
• 通話品質は以前と比べてかなり改善されており、ほとんどの通話で問題なし
A. はい、いつでも解約できます（2025年4月以降の契約は1年以内解約で最大1,078円）。
解約条件：
• 2025年3月までの契約：解約金なし
• 2025年4月以降の契約：1年以内の解約で最大1,078円の解約事務手数料
• MNP転出手数料：無料
おすすめ：
最低でも3ヶ月は使ってみることをおすすめします。プラチナバンドのエリア拡大は順次進んでおり、契約直後より数ヶ月後の方が繋がりやすくなる可能性が高いです。
まとめ：ドコモから楽天モバイルへの乗り換えで年間6万円以上の節約を実現しませんか？
この記事では、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えについて、料金・通信品質・サービス内容を徹底比較してきました。
✅ この記事でわかったこと
- 料金面：ドコモと楽天モバイルでは年間最大5万円以上の差。家族割・光セット割フル活用でも月660円の差
- 通信品質：2024年6月のプラチナバンド導入で繋がりやすさが大幅改善。5G速度は国内No.1評価
- 注意点：ドコモ光セット割・家族割が使えなくなる。ドコモメールは有料継続可能
- キャンペーン：今なら三木谷キャンペーンで最大14,000ポイント＋各種特典で合計2万ポイント以上獲得可能
- 実体験：3年使用して満足度4.8/5.0。プラチナバンド導入後はほぼストレスなし
✅ 楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
- 通信費を年間5万円以上削減したい方：ドコモの割引なし契約者なら確実にお得
- データ無制限で使いたい方：動画視聴・テザリング・ゲームを気にせず楽しめる
- 都市部在住の方：プラチナバンド展開が進んでおり、通信品質は十分
- 通話を頻繁にする方：Rakuten Linkで国内通話が完全無料
- 楽天経済圏を活用している方：楽天市場のポイント還元率が+4倍になる
- 契約の縛りを嫌う方：いつでも解約できる自由さがある
⚠️ 慎重に検討すべき人
- 地方・山間部在住の方：サービスエリアマップで事前確認必須
- ドコモ全割引フル活用中の方：ただし月660円差なので、通話無料などを考慮すれば楽天モバイルもあり
- キャリアメール必須の方：有料継続（月330円）が必要。Gmailへの移行推奨
- 頻繁に店舗サポートを利用する方：楽天モバイルショップは都市部中心。チャットサポートの活用推奨
🎯 今すぐ行動すべき理由
ドコモの高額な通信費を払い続けるのは、もう終わりにしませんか？
楽天モバイルなら、年間6万円以上の節約を実現しながら、データ無制限・通話無料という快適な通信環境が手に入ります。
実際に3年間使用している筆者も、「もっと早く乗り換えればよかった」と心から思っています。
※料金・サービス内容は2025年9月29日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
